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『死相』
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人生オワタ
16.04.04
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私の母は、死相が視える。気付いた時にはそう認識していた。小さい頃から、私の母が何か「気に入らない様な目」で見つめた者は、遅かれ早かれ死んでいたからだ。
何故なのだろうか、そんな事は幼かったので、考えようともしなかった。なので、勿論母と、死んだ人達の会話の内容すら覚えていない。しかし、私は成長するにつれてその理由をやっと理解する事となった。[死]ぬ者を気(木)に入らない[目]で[見る]のには、訳があったのだ。

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筆者:人生オワタ  読者:412  評価:0  分岐:1

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人生オワタ さんが投稿した リレー小説 「 死相 」私の母は、死相が視える。気付いた時にはそう認識していた。小さい頃から、私の母が何か「気に入らない様な目」で見つめた者は、遅かれ早かれ死んでいたからだ。何故なのだろうか、そんな事は幼か…
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