統計資料の視覚化はユニークだが分析方法に説明不足.
本書のコンセプトは、
このページの上の「商品の説明」に良く表されている。
即ち「ただの個性と思われがちなものの言い方にも、
実は意外な地域差があった…… 最先端の研究成果を用い……具体的なデータをもとに、
ものの言い方の地域差と、
それを生み出す社会的背景を明らかにする」ものである。
右にあるように主として、
著者らの統計分析(フィールド・ワーク及び他者の調査データなど)に依って、
言葉ではなくて、
“ものの言い方・表現法”という「言語活動」(6〜7頁)、
ないしかかる言語活動に関する志向・好みを表象する「言語的発想法」(163〜164頁)について、
日本の地域差、
トピックとしては主に東北地方と関西地方の相違、
特徴、
要因などを考察する。
統計的手法を駆使し図表などを多用して非常に実証的で興味深くコンセプトもユニークな考察であるのだが、
私見ながら一部の統計データ(適示や扱い)に疑問が残るところがあり後述する。


構成・内容は序章で本書の趣旨説明など、
終章で総論及び「言語的発想法」と「方言」に観る「文化」や価値観などの多様性を概括する。
各論では(1)口に出すか出さないかーー無口やおしゃべり、
挨拶の有無などの地域差など、
(2)決まった言い方をするかしないかーー挨拶・言い掛かり表現などの定型性ほか、
(3)細かく言い分けるかどうかーー「どうも」、
「おはよう」の地域性など、
(4)間接的に言うか直接的に言うかーー地域による子守唄表現の相反性、
オノマトペの使用頻度と種類ほか、
(5)客観的に話すか主観的に話すかーー喜び・驚きの表現に観る主体の相違、
話し手の分化(客観的表現)など、
(6)言葉で相手を気遣うかどうかーー敬語の地域差、
感謝表現の対象と有無ほか、
(7)会話を作るか作らないかーーボケとツッコミの地域性、
会話に観る協調性の有無補ほか、
(8)ものの言い方の発想法ーー1〜7章までの考察に関する7個のテーマの総括など、
(9)発想法の背景を読み解くーー発想法の地域差・地域性(東西乖離)の要因、
社会環境・経済・交通事情、
人口密度の歴史的変遷との関連など、
(10)発想法はどのように生まれ、
発達するかーー言語的発想法の地域性と文化の変遷の総括、
「方言」形成との関連など、
以上の(短めの)10章で各論が構成されている。
ものの言いかた西東 (岩波新書)

その他の感想

軽くて履きやすいNBらしい靴ですね
読みやすい文体。
わかりやすいし、実行しやすい
メーカーの姿勢に怒り?
やっと原文に巡り合えました
メッセージ(寄せ書き)用ボールとしても
買って損ナシ
半袖ポロシャツの下に着ました。
ネットワークコンポ!!
世間では評判が悪いのだが
ユニゾン最高!
月のことは 月に習え ということなのだろう。
相撲の基礎的な知識を得るために至便です
参考にならなかった
教科書と言うよりはカタログ
「ブラットラット」オープニングテーマ収録品
シリアルナンバー
購入される前にご確認ください.
自己責任でケロシンを使っています。
ふつうに使えると思います。
okasii
重量感!
あと2年早ければ^_^
和也がいかに盛り返すのか
中学校の美術教員を32年やったんで……。
ホールド感が良好。下り坂でも威力を発揮。タウンユースにも。
旧商品から乗り換え( ..)φ
こんな一冊欲しかった
鮮やかではないです。
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