一枚の絵に寄せたすばらしいエッセー
高畑 勲は日本アニメーションの表現技術を開拓してきた大胆な革命家だ。


彼がいなかったら、
現在、
我々がごく普通に目にしている日本アニメの特色、
アニメで普通の人の日常生活を描くということに
誰も取り組んでいなかっただろうし、
心が揺れ動くときに見せる、
目をうるうるとさせるような表現も存在しなかっただろう。


残念ながら、
「山田君」の興業成績の失敗の後、
監督としては長い沈黙が続き、

パクさんはいつになったら映画監督に復帰するのだろうかとハラハラしながら新しい作品を心待ちにしていたが、

新作「かぐや姫の物語」が公開されるということで、
我が事のように本当に喜んでいる。


さて今回、
本書を読んで、
監督としての沈黙期間に、

こんな素晴らしいエッセイを書いていたことに気づいて驚かされた。


多くの方と同じように、
絵画鑑賞といえば、
外国の絵を意味し、
ターナーや印象派の絵が好きで、

海外の美術館にもしばしば足を運んできたが、
日本画は何となく面白くないと感じていた。


その印象を変えたくて日本画に興味を持たせてくれる本はないかなと思って、
本書を購入した。

岩波書店のサイトに行くと本書の内容の抜粋が見れるが、
一枚の絵がバーンとあって、

それを中心にとして、
作品やそれにまつわる様々なことがエッセーとしてつづられている。


(ところで、
皆さん、
美術館で手に入れた画集、
あれ文章読んでますか?
僕は、
いつも読もうとして、
数行読んでやめてしまっています。

タッシェンの画集も、
画家の年表は見るのだけど、
あとはぱらぱらとみておしまいです。


この本がすごいのは、
文章と絵が有機的に融合していて、
パッと見た絵の印象が、

パクさんの文章を読みながら見直していく、
どんどんと変わるところである。


それが実に的確で、
一枚の絵をあたかも「ひき」や、
「なめ」といったアニメの技法を使用するように
作品の細部を文章で丁寧になぞりながら表現しているが、

それにあわせて作品を見ると作品が映画のように見えてきて、
実に楽しい。
一枚の絵から 日本編

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