気軽に楽しめる読み物

パリ、
オペラ座の地下深くに潜むと言われている亡霊、
　なんと彼は専用のボックス席を持っていてオペラ座から売上の分け前まで受け取っています。
　時々町に食料品の買い出しに出かけたりもするみたいです。
　彼は何者なのか、
　壮大且つ複雑でミステリアスなオペラ座が生み出した不思議な物語です。
　教訓めいた記述もなく、
純粋に手に汗握るお話、
として楽しめます。
　昔紙芝居で見たようなストーリーです。
　オペラ座の迷路や亡霊（怪人？）の住処などが細かく記されています。
　　挿絵が４枚挿入されているはずなのですが、
ここに挿絵がある、
と書いてあるだけで省略されています。
　これで★４にしました。
　オペラ座の雰囲気を楽しむ本なのでこの挿絵が無いのは残念です。
　折角読むのなら挿絵付をお勧めします。
　本の最後にオペラ座の紹介がおまけでついています。