ミネルヴァの梟は飛び立った!
「平和主義」の「起源」を実証している。
ここでいう「平和主義」とは、
「反軍事」でも「非軍事」でもなく、
「無軍事」といっていいような、
「軍事」を欠落したユートピアとしての「平和主義」だと私は理解している。
「理念」としてならばいい、
しかし「理念」は「理念」であって、
実際に現在の国防を考えるのであれば、
軍事抜きに考えることは不可能だ。


ここで「平和主義」の「起源」が解明されているのだが、
その「発生」は遠い過去などではない。
驚くほど近い過去だ。
佐藤栄作内閣、
奇しくもちょうど45年前の今日(11月9日)発足した佐藤内閣からなのだ。
なぜそう言えるのか?それを著者の樋口氏が、
「海外文献も含めてすべて公開情報に基づいて」実証しているのだ。


この本で実証されているのは、
抽象的な事柄ではない。
たとえば、
表扉に五つの「嘘」と事実が箇条書きされている。
それは、
一般に流布している五つの俗説が、
どれほど誤りと誤解と歪曲に満ちているかを示している。


1 阿部政権は「解釈改憲」をして許せない、
という俗説に対しては、
鳩山(一郎)政権や佐藤政権の「解釈改憲」はその比較にならない程のものだった、
という回答。

2 集団的自衛権の行使は(ずっと)不可(であると考えられてきた)、
という俗説に対しては、
実際は池田内閣までは限定容認されていた、
という回答。

3 日本は戦後集団的自衛権を行使していない、
という俗説に対しては、
米軍の基地使用は集団的自衛権である、
という回答。

4 日本は戦後「一国平和主義」を貫いた、
という俗説に対しては、
それは佐藤内閣から始まった、
という回答。

5 吉田ドクトリンによって再軍備を放棄した、
という俗説に対しては、
吉田茂は再軍備を前提とした上での経済重視だった、
という回答。


むろん本文中で、
上の「回答」が実に丹念に実証されているのだ。


本書終章の結びは、
≪旧軍の銃剣突撃か軽戦車よろしく隊員多数を犬死にさせる心算だろうか≫(P243)というものだ。
樋口氏は、
自衛隊の現状を憂いている、
否、
怒っている。
「平和」という病~一国平和主義・集団的自衛権・憲法解釈の嘘を暴く~

その他の感想

転がしましょう勝つまでは
ヘアクリップ
夏には通気性がイマイチ?
他のシリーズと同様ですね。良くも悪くも 子供は楽しむのだと思う
娘も喜んでくれました
笑えます。
性能に問題は無い 貼るのがヘタだっただけ
無宗教ですがこの本は勉強になりました。
不思議なくらい貼りやすく、安心感のある商品です。
ランニングに最適
デザインがだれのためにあるのかの再確認に
ちょっと面倒
面白かったまたパリに行ってください
パズドラ目当てだけど
夏のアイテムで愛用します。
燃費が上がるかなと思って・・。
なぜちいさい
トリプルディスプレイ用の方は注意
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これ買っときましょう!
人それぞれかと思いますが
Lujex iMAX B6lipoバッテリーチャジャーに使いました。
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届くのも早かったし…
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