何でもありの世界
2013年5月ニューヨーク録音。


ヒカシューのライブを観ていると、
この人たちは何でもありなんだな、
という不思議な全能感が伝わってきます。
このアルバムもそうです。


前作「うらごえ」が、
単なる裏声ではなく、
「思いがけず裏返った声」だったのと同じように、
本作の題名「万感」も、
いわゆる感無量の同義語ではなく、
「いろんな感じ」を意味しているのではないか。
そんな穿った考えをしたくなるくらい、
何でもありです。


全11曲のうち、
即興は3曲、
残りは楽曲ですが、
とにかく多彩です。


前作の緊迫感をそのまま引き継ぐような「目と目のネット」に始まり、
古典芸能を思わせるゆったりとした節回しが印象的な「なのかどうか」、
やけにお洒落な曲にのせてニワトリの生活が歌われる「にわとりとんだ」、
赤塚不二夫+ブラックサバスという舞台で演じられる芝居のような「もし もしが」、
NY録音とは思えないほどドメスティックなムード歌謡「惨めなパペット」……

対照的なスタイルが同居しており、
折衷的で、
全くさまざまな要素が詰め込まれているのですが、
それでいて本作が、
ただの雑多な寄せ集めかと言われればそうでもなく、
不思議とまとまりのある作品だったりします。


演奏自体も見事なもので、
前作では、
スタジオ録音でありながらメンバーそれぞれの表現が有機的に絡み合い、
渾然一体となるさまが生々しく捉えられているのが印象的でしたが、
そうした局面は本作でも随所に見られます。


たとえば「ニョキニョキ生えてきた」は、
詩をつけて歌うこと自体が信じられないほどリズムが目まぐるしく変化する曲ですが、
中間部で展開される長尺のジャムセッションはまさしく圧倒的で、
このバンドの高い演奏力が存分に現れています。


それにしても、
ヒカシューとはとらえどころのない存在です。
絶えず変わり続けているので、
人によってヒカシューに対する印象が大きく異なるのも、
ある意味やむをえないことかもしれません。
万感

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