株式取引関係者必読の書
 本書は、
米国で個人/機関投資家を含む一般投資家を、
超高速取引業者がいかにしてカモっているかを暴露した衝撃の書である。
超高速取引業者(ヴァーチュ・ファイナンシャル)が「創業五年半で負けは一日だけ、
それも発注ミスが原因」という、
ありえないパフォーマンスを生み出せるのはこのためである。


 ところで、
東京証券取引所が2014年7月22日から、
トヨタ(7203)など時価総額の大きい「TOPIX100」の銘柄で株価の刻み幅を従来より細かく変更した(株価が1000円以下の銘柄では10銭単位の株価が導入)のはなぜか?本書を読むとその理由も見えてくる。
本書261ページにはこうある「たとえばある日、
投資家が目を覚まし、
自分たちが30.0001ドルである会社の株を買っていたと知る。
なぜ?どうやったら、
1ペニーの百分の一単位で買うなんてことができる?簡単だ。
超高速トレーダーが、
小数点の右側でもっと細かく数字を刻める注文形式を求めたのだ。
こうすれば、
30.00ドルの値を付けた人よりも、
行列の前に割り込むことができる。
変更の理由はめったに説明されず、
ただ変更が行われる」(下線評者)。


超高速取引業者は、
そのスピードを利用して、
一般の投資家に先回りして(フロントランニング)、
投資家の注文を食い物にしていたのだ。
冒頭にあげたように、
証券取引所も、
そして投資銀行(日本でいう証券会社)も共犯者である。
知らぬはカモられている投資家だけである。


 超高速取引業者は、
一般の投資家を出し抜くスピードを得るためなら、
できることは何でもやる。
本書冒頭の秘密のトンネル堀り(シカゴとニューヨークの取引所をできるだけ直線に近い短い距離で光ケーブルで結ぶため)から始まり、
株価の刻み幅の変更、
コロケーション(取引所のデータセンターのすぐ傍らに、
超高速取引業者のサーバーを有償で設置させる)、
はては公設/私設取引所(ダークプール)の開設、
さらに本書の終わりには、
光ファーバーより早い、
マイクロ波信号を使う話まで出てくる。
フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

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