これまでの「お絵かき少年」(山口ワールド)の集大成!
『山口晃作品集』(東京大学出版会 ・2004年) が懐かしい…
サイズの制約から、
なんと「ルーペしおり付き」でしたね。

あれから、
ポスト・カード本の『山口晃が描く東京風景―本郷東大界隈』(東京大学出版会・2006年)、

アサヒビール大山崎山荘美術館で開催された展覧会の図録『さて、
大山崎』(光村推古書院 ・2009年)。


いよいよ、
満を持して『大画面作品集』が出版されたことに、

一ファンとして欣喜雀躍したのはいうまでもありません。

「平成の絵師」、
「現代アートの旗手」、
『「次世代を担う新鋭」…
山口 晃氏を賛辞する表現は数多ありますが、

本人はご自身を形容するのに「お絵かき少年」と称されています。

謙虚にして驕らず。

鋭い感性と論旨が冴える日本美術史論『ヘンな日本美術史』(祥伝社 ・2012年)でも覗えるように、

山口氏は、
芸術家である前に「教養人」であることは作品を見れば明白です。


「洛中洛外図屏風」にインスパイアされた山口氏の諸作品は、
まこと、
たまらぬものなり。

大和絵絵巻の「吹抜屋台」(屋根や天井などを省略する手法)を巧みに自家薬篭中のものとされ、

空間の中に時間を圧縮しながら、
永遠の「お絵かき少年」として、
見るものを存分に愉しませてくれます。

精密な描写に思わず、
時を忘れるほど引き込まれてしまいます。

今回の『大画面作品集』は、
その意味で申し分のないサイズです。


学生時代に住んだ家賃3万8千円のアパートを、
こよなく愛する山口氏。

そのアパートは、
現在はアトリエとして使用し続けておられます。

携帯電話もメールアドレスも持たない「教養人」の仕事場は、
東京のとある寺町にあるとか。


これまでの山口ワールドの集大成。
オススメせずにはおられません!
山口晃 大画面作品集

その他の感想

ワインの基礎固めに最適!!
とっても目立ちます!
身体が楽に
ライトで子供向けなRPGだけど…
これはすごいー!
OSSなのに高機能
老いてますます冴えています。
現代人が取り戻すべき日本の美徳
祝・来日!!
持ってることが大切
お世話になります。
今までのものより断然いい
凄いフィルム
ハズレ物でした。
画面がいつもピカピカ!
10から14へ
安定感は十分
懐かしくワクワクします
祝ZETMANアニメ化!
コピペが目につく…
1本が不良品でした
優秀なお手軽プリンタ。いまいちフォトフレーム。
A4サイズには注意
別の世界線の物語
楽しいんだけど、ちょっとうるさい…
8年ぶりのNo.1
小2の息子に購入
初期設定は要注意
古典的産業立地論と実際
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