幸せな作品だったと思います

『焼野原塵』の第3巻が早くも発売されました。

そして、
残念ながら最終巻になってしまいました。


ただ、
全20話という短い話数で見事に打ち切られてしまいましたが、

『焼野原塵』は確かに読者に好かれていた作品だったと思います。


おまけ漫画に描かれていましたが、
最終回の順位はいつもより上がっていて嬉しかったそうです。

ファンレターも来ていて、
作者のモチベーションに貢献していたようです。

表紙の美麗な絵は、
油絵の上手さを証明する為に2週間かけて描き下ろしたそうです。

漫画を読み終わった後に見ると、
最初とはまた違った意味合いを持つ素晴らしいイラストだと思います。


「焼野原塵　終了秘話」というおまけ漫画には、

アシスタントや担当の秘話などが描かれていましたが、

一番印象に残ったのは読者へのありがとうが何度も繰り返されていたことです。

本当に、
嬉しかったんだなあと思いました。


そして、
帯には師匠でもある『ニセコイ』の古味直志先生の推薦文とイラストが載っています。

1巻に載るならまだしも、
最終巻に載るというのは稀だと思います。

多分「これからも面白い漫画描き続けろ」というエールが込められているような気がしました。


僕たち読者も長谷川先生の次回作が早く読みたいので、

これからも漫画稼業を頑張って欲しいと思います。


『ニセコイ』も『ハイキュー』も『食戟のソーマ』も、

１作目で打ち切られた後の２作目で大ヒットを掴んだ作品です。

長谷川先生も『焼野原塵』での経験を活かして、
是非ともジャンプでリベンジして欲しいと思いました。