内田樹の原点
今売れてる“思想家”(神戸女学院教授を退任。
道場主というのもどうかと思うので、
とりあえず)内田樹の初の単独著作の文庫本化。


26篇のテクストが入っているが、
戦争に絡んだ思想(思考方法)批判(Susan Sontag,藤岡信勝、
高橋哲哉等)、
フェミニズム批判(上野千鶴子等)、
物語性に関わるポストモダニズム解説に加え、
本書名であるカミュ論“ためらいの倫理学”が主な内容である。


内田が90年代後半からウェブ上に書きとめていたテクストも多いようで、
頼まれものでなく、
とにかく自発的に書きたくて書いた性格から、
舌鋒の鋭いものも多い(内田は世間を狭くしたと言っている)。


内田の基本スタンスは“自分が絶対的に正しい”ことを疑わない立場からの発言に対する批判であり嫌悪感である。
これが“審問”口調、
善悪の単純二元論への批判、
そして自らのスタンスとしては“とほほ”的、
あるいは“おじさん”的アプローチとなる。
これらは現在に至るまでの内田の言説に綿々とつながっているといえよう。

その意味で本書はその原点である。


読者の一人としては“極端なことを言う人、
もっともらしいが少し変だと思うことを言う人がいて、
どうしたものかと感じていたが、
内田を読んで、
なるほど、
そうだよなあ、
こういう風にも考えられるんだなあ、
少し安心した”と感じるわけである。


最後のカミュ論“ためらいの倫理学”は少し趣が変わって、
本格的なカミュ論である。
カミュの著作と生き方に現れたカミュの内面の動きに対する内田の深い理解と敬愛が伺われ、
思わず引き込まれた。
もう一度カミュを読んでみたいと思った。
ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)

その他の感想

純正品の確かさに安心させられます。
初心者というより初回者向け紹介ムック
いまいちようわからん
価格も手ごろでよい
残念!抜けないコード
便利な案内書
フロントフレームのサイズ違い
マックイーンをレッカーしたんだ。ウソじゃないよ〜
確かに重く感じます。
尾を曳きそうな、この息苦しさ。
暖かそうです
お米とぎが楽になりました!
状態だけじゃなく、ヒントもあるのがいい。
非常に使いにくい
価格に対して非常に良い
ウェブデザイン必携
細かい部分が丁寧に作られています
裸フラッシュがないじゃないですかぁぁぁあああ(血涙
グナラタナ師匠の、新しい知識を、また、観ました。
副音声はなし
エンターテイメント
黒タイツの破壊力が
コンパクトカメラには是非使って!。
ワンセグUSBドングル
体裁ばかりで、頭からっぽな二人
素材は良いが調理が微妙
配線の位置
場所とらず最高の便利グッズ!
ケースとして
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