体裁ばかりで、頭からっぽな二人

　「男と女の上質図鑑」という書名は気持ちが悪い。
「弥太郎・まさこの上質自慢」ぐらいがちょうどよい内容です。

　写真入りの二人の対談では、
上質な二人がちっともおしゃれに見えないのは残念。
伊藤氏のファッションや髪形は、
文化服装学院出身のスタイリストそのものであり、
松浦氏も中卒で古本屋経営からのわらしべ長者的成り上り者であることを露呈しています（どちらの髪形も変）。

　金持ちだろうに貧乏臭い。
つまり、
一流を気取った二流の二人による、
モノに対する執着本です。

　
　伊藤氏が何者か知りませんでしたが、
まるで魅力を感じません。
レビューを読むと、
伊藤氏の熱狂的な女性ファン（信者）がいることがわかります。
女を嗜好する女たちでしょう。
林真理子のファンと同じにおいがする。

　私は、
体裁ばかり取り繕って中身が空っぽの頭の悪い女（これも林真理子と同じ）は大嫌いなので、
伊藤氏の本はもう買いません。
松浦氏についても同じ。
男性版林真理子。