巨大ビジネスにいまも残るグレーゾーンの正体とは
かつて30兆円の売り上げと3000万人のファンを誇ったパチンコ業界が、
いまや18兆円1200万人にまで縮小しているという。

いったいなにがあったのか、
なんとなく興味をそそられて手に取った。


本書のタイトルは「なくなる日」ではあるが、
内容的には業界の「衰退」を直接扱ったものではない。

パチンコという産業のいわば「構造」を説き明かしたものである。

主なステークホルダーは、
パチンコ台のメーカー、
パチンコ店、
警察。
3者の三つ巴の業界内部事情を、
元専門誌の記者である著者が微細に描いていて、
とてもリアルだ。


ぼく自身はギャンブルは苦手で、
宝くじすら買わない。
パチンコの面白さもわかっていない。

なので、
本書が熱心に解説してくれる「射幸心をコントロールする技術」、
たとえばATとかSTとかについては、
正直、
ピンとこなかった。

が、
ファンに人気の台は射幸性の高い台だ、
というのはわかった。

そして射幸性の高い台というのは、
これも心情としては理解できていないが、
一発逆転というか、
大当たりの確率は低くても当たったときの出玉が凄い、
というものらしい。
となると結局、
メーカーも店も警察も、
1200万人といわれるパチンコファン、
いや「人間の射幸心そのもの」に振り回されている、
というなのだろう。


これだけ巨大な産業、
なのに、
なんだかよくわからないグレーゾーンがビジネスモデルの根幹部分に残っている、
とそこが驚きといえば驚きだ。
水清くして魚住まず、
と昔からいうが、
人間もグレーゾーンがないと生きていけない。
そういうことなんだろう。

ただ、
その「グレーゾーン」が縮小している。
パチンコから逃げ出した12兆円はいったいどこにいったのか。
そこについてはもうしばらく興味を持ってみたい。
パチンコがなくなる日 (主婦の友新書)

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