自戒する我ら
 2年くらい前に、
この人の「国家の罠」を読んでいた。

それにしても、
無骨でセンスの無いこの題名は写真に見る著者の風貌(外務省のラスプーチン)にぴったりだね。

 けれん味のない筆致に徹しているが、
僻みっぽい言い方をすれば、
この著作全体が壮大なる自慢話だ、
と受け取れないこともない。
まあ、
この人なんでこんなに頭いいの?と感嘆しきりであったのも事実だが。

 鈴木宗男バッシングの時に、
言わば強引に連座させられる形で逮捕され失職したわけだが、
役所のなかでノンキャリアの専門職がここまでできては、
というか、
やってはいかんのだろう。

 どんな鍛え方をしたのか、
強靭すぎる知力と呪術的な親和力とでもいうのだろうか。
在モスクワ日本大使館、
語学研修生あがりの若造最下層職員が、
ほんの1,2年のうちにソ連政権中枢、
さらに反体制勢力側にまでも強力にして緻密な人脈を作り上げてしまった。
こんな男が飛ぶ鳥落とす勢いの鈴木宗男とつるんで、
外務省でやりたい放題ということなったら東大出のエリート外務官僚どももたまったものではなかったろう。

 「国家の罠」では、
自分が捕まった原因を、
国策捜査というキータームで抽象的に説明するに止めていたが、
ズバリ言えば、
先輩官僚たちの嫉妬と恐怖が、
公務員制度の枠を食い破ってしまうようなこの傑出しすぎた男を失脚させるために、
共同謀議的に作用したのではないだろうか。

 本命は佐藤だったのであり、
鈴木は佐藤を落とすために撃つ必要のあった馬だったのでは。
   
 「自壊する帝国」は佐藤のモスクワ勤務時代の回想録といった体裁で綴られていて、
その誇るべき人脈の形成過程それに各人物との交流の様が活写されているが、
それで程よくソ連崩壊の実態が浮かび上がるようにはできてない。

 さりげなく配された外交官佐藤の勲章が二つ。

 佐藤が逮捕された時、
アルクスニクスというロシアの国会議員から佐藤の弁護士宛にFAXが届く。
「サトウマサル救出のためロシアの国会議員で署名を集め日本政府に送りたい。
上下院で百名以上は署名する・・・」P216
 もう一つは、
これは文字通り本当の勲章。
自壊する帝国 (新潮文庫)

その他の感想

本当に使えるお守りに偽りなし
安レレの中では高品質です
メガネをつけては使用できません
悪しき慣習
ThinkPadX240とREGZA32S7ならびにCASIOプロジェクタ接続に使用
フットプリント結構大きい
予想以上に本格的。操作系も他のタイトルより洗練されてる。コレは凄い。
不思議?
シンワに比べて
初心者には良いと思う
値段を感じさせない、いいデザインの腕時計
CX-5に取り付け
大人の嵐の魅力ダダ漏れ!
惜しい、、、
買って2日で壊れました
色が違うよ!
スエードですが。。。
業務フローを作って業務改善を始める時に、まず読む本
純正品より使いやすい。笑
大変満足しています!!
中古で買うときはご注意を
パパウパウパウ
OPがあまり良くないがストーリーは秀逸
今までにない感覚
初めてのシールド最高!!
オラクルデッキを作るならここから!
洗う手間が半端じゃない
好きなキャラだけに辛口で評価するとこんな感じ
話題性は抜群
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