雑貨重視の庭

フレンチガーデンというと、
整えられた花壇や生垣、

トピアリーなどで人工的かつ幾何学的にデザインされた庭園って
いうことなんだと思っていたけれど最近はアンティークとか
シャビーな雑貨でデコレーションしていくナチュラルテイストな
庭ぐらいな意味合いで使っているんですかね？
この本では４つのお庭の実例を紹介しているのですが
ほぼ、
埼玉にあるという「ハーバルハウス」という
オープンガーデンのDIYノウハウや、
雑貨の飾り方などを
じっくり見せることにページが割かれています。

どの庭も、
錆びたアイアンワークと古びた雑貨、

白く塗られたガーデンファニチャーといった雰囲気で
大変に、
大変に女性的な印象を受けます。

よい意味で、
洋書のような童話の中のような、

悪い意味では飾られている雑貨が多くてコチャコチャしています
（どうして女性が作る庭というのは大概こうなってしまうのか）。

オープンガーデンにされているということなので
実際に見てみたらまた受ける印象が違うのだろうし
どこを撮っても絵になる庭に作り上げられていて
頭が下がるのですが、
個人的にはあまり好みではないです。

ただ、
雑貨をひとつひとつ自分達で選んで飾ったり
ほとんどをDIYで作り上げているところが
他の、
プロが全てコーディネイト＆施工している
まるでポートフォリオカタログのような書籍よりも
好感が持てますし、
参考にすることができると思います。