今こそレイドバック

副題通り７４、
７５年のレコーディング作品を纏めたコンピレーションといえるセットですが
このボックス（というか本）を購入する理由としては
１．最新リマスター
２．未発表スタジオアウトテイク
３．未発表ライブテイク
４．Blu Rayオーディオ
が挙げられると思います。

１．については非常に丁寧なリマスターが行われており聞き疲れしない耳にやさしい音になっている印象です。

２．についてはディスク５のFreddie KingのBurglarのセッションのアウトテイク、
特にGambling Woman Bluesが
編集なしで収録されておりこれが出色の出来ではないかと思います。

３．については今回一番期待していた点でlive in the seventiesにも未収録のLong Beach Arena, 7/20/74の４曲
(Crossroads, Sheriff, Layla, Little Wing)が日の目を見ることになり、
そのテイクの素晴らしさが光っていると思います。

ECファンになって早36年、
この時期のレイドバックしたサウンドは今でも一番好きな音で、
特にwas hereの完全版ともいえる
今回のリリースは単体で発売しても良い出来かと思います。

４．についてはマトモな再生装置が無いので私にとっては老後のお楽しみにとっておくかな的なおまけですが
４６１の5.1サラウンドとなっています。

そういえばAmazonから来た物はEU製でした。

2月の来日が最後にならなよう祈ります。