今日の日本にも存在する暴力と差別
個人的に同性愛者と発達障害への差別が主題のように思えた作品でした。

また近年の『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』や『ダンケルク』といった英対独の映画と併せて観たいですね。

史実を基にしたフィクションなので、
脚色されていることに不満を持ってもどうしようもないと思います。

日本人にはわかりにくい前提かもしれませんが、
キリスト教では同性愛は禁忌であるため、
国教がキリスト教と定められている国では法律でも犯罪として見なされていたという事実があります。
現在、
中東諸国では極刑の場合もあり、
また1861年までイギリスでも死刑を科していたようです。
イギリスは階級が根強く残る保守的な島国でありますし、
戦時中は挙国一致を掲げるものですから、
チューリング氏のような人間は常に秘密と孤独を抱えなければならなかったことが分かります。

そして身体に悪影響を及ぼす薬物投与が合法的に行われていた時代でもあり、
ロボトミー手術のような人権を無視した医療行為が許されていた歴史も私たちは知らなくてはならないと思います。
この人権を無視した医療行為というのは、
特に発達障害をもった人間にとっては非常に脅威といえます。
障害と言ってもあくまで脳の個性であり、
社会生活を営む上で困難があればその対処法を身に着けるか、
周りの理解と協力によって乗り越えることが出来るものであります。
この映画では繰り返し暴力について語られるように、
あくまで個性を異質=病気として、
マジョリティーが医療行為と偽って実際には暴力的に粛清しようとした歴史が強調されています。
この事実こそがコンピュータの基礎を築いた偉大なる天才の悲劇の根本にあるのです。

日本もこうした個性ある人間に活躍の場が与えられることが少ない環境であるため、
決して他人ごととは思えませんでした。

この作品を観れば、
無知な与党政治家や安易に過激な論調に傾く出版業界よりも、
LGBTも立派な生産性があるとお分かりになるでしょう。
ですが、
人間の価値を言動や経済的観点のみで評価するのは望ましくないですね。
人間の多様性は個人を多面的な見方から捉えてこそ生まれるのですから。
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