大学受験時代にお世話になった一冊です

　大学受験時代に計算のスピードを上げたいと思いこの本に出会ったのですが、
おかげ旧帝医学部に合格することが出来たと思います。
この本に載っている計算のテクニックは、
中学受験を経ていない私にとっては目からウロコのものばかりで、
数学だけでなく、
化学や物理での計算がものすごく早くこなすことが出来て感謝しています。


　他のレビュアー様が書いているように、
本書の計算テクニックは驚嘆するものが多いです。
このようなテクニックは、
中学受験（高校受験なら進学校）をした生徒なら知っているものが多いのですが（同期から聞いて分かったものです）、
そうでない方にとって、
ここまで体系化してくれているテクニック集はとてもありがたいものです。
計算のスピードが早くなるだけで、
例えば問題集の問題１問を解くスピードも断然違いますし、
数学だけでなく、
数値計算が多い化学や物理でも応用できて非常に助かりました。


　本書は３冊シリーズとなっていますが、
３冊で１日３０分縲怩P時間毎日読めば一ヶ月で終わる程度なので、
大学受験をする方にとっても無理なくオススメ出来ます。
例えば、
東大ならば、
数学6問をあの難易度で８割（医学部の場合）150分で目指すならば、
計算力が高くないとまず無理だと思います。
物理・化学などの理科も６問１５０分ですが、
たとえ時間をかければ余裕で解ける問題であっても、
計算力がないと１問２０縲怩Q５分で完答するのはまず困難です。


　本書のように計算力に特化した本は、
大学受験においてですが、
二次試験の理系科目でアドバンテージを得たいと思う人ならば読んで損はないものばかりです。
普段やっている展開をはじめとした数１の見方がガラリと変わると思います。
また、
早い時期でこのシリーズの本を消化すると、
普段の計算スピードが格段に上がるため、
問題の消化効率も上がり、
かなりスムーズに学習計画をこなすことが出来ます。


　この本は大学受験の時に読んだものなので、
どうしてもそれになってしまいますが、
本書は日常生活（お釣りの計算など）からビジネスの計算まで幅広く応用出来るものです。
他のレビュアー様にのある通り、
「計算のスピードをなんとかして早くしたい！」と思う方でしたら、
学生・社会人問わず、
軽く読めるものなので読んで損はないと思います。