必死でコピー!

　約40年前、
あまた居たであろうギター小僧の一人だった私のレパートリーの半分はニールの曲だった。

　
　在席していた大学で、
遊学を謳歌し、
本来成すべき勉学はそっちのけでギター三昧の日々。
学園都市 Morgantown のライブハウスやカフェテリア、
学園祭等での演奏に命懸けだった。
それらの場所で演奏するには audition で pass しなければならず、
その audition で知り合った、
私同様のソロの弾き語りをやる人達の何人かと懇意になり、
デュオやトリオを組んだりして5ピースのバンドを組んだりもした。
ただやはり類は友を呼ぶで、
私と似たレベルの連中のバンドだから技術は所詮素人の集団で全然大したことはなかった。


　さて私がニールに凝り始めたのは後に一緒にバンドやる事になった青年が、
とあるauditionで初めてご一緒したときに、
needle and the damage doneを弾くのを聴いてからだった。
なんてカッケー!!　左利きでサンバーストの ovation を、
やおらフラットピッキングで弾き語り。
その後に、
私は piano man を ハープ とギターの弾き語りでやった。
すると彼が、
えれー興奮して、
そのコード教えろと言って、
話しかけてくれた。
私も needle の C のベースランを教わりたかったのですぐに意気投合し、
一緒に飲みに行った。


　そこから heart of gold,alabama, southern man, ohio, down by the river, などの曲を Mark (そのlefty)と gig で弾いた。
ついでに臆面もなく sweet home alabama も同じ gig で演ったりしていた。


　Morgantown には、
maxwell’s という、
いわば学生ミュージシャンの選りすぐりが集まる聖地の様なライブハウスが有る。
私と Mark もそこの audition を受けた。
その audition で、
ニールの old man を弾き語りで唄う人物がエントリーしていた。
ややハスキーだがとても渋いボーカルでまたまた、
カッケー!!　彼はその後、
ZEP の thank you