内容が濃すぎです（いい意味で）

タイトルに期待して内容が薄っぺらということはよくありますが、
この本はタイトル以上の中身の濃さ。

見所はいろいろありますが、
巻頭の「やましたひでこの自宅は溜め込み屋敷のリノベーション」という記事は本当にすごいです。
呪われたゴミ屋敷が清々した美しい家に生まれ変わる様子が写真つきのbefore＆afterで見られるのですが、
本を開いてのっけからガツンとやられ、
読み終わらないうちに（というか巻頭記事のうちに）片づけたくなるすごい即効性があるのでぜひ。
読み終わらないうちに…と書いてしまったけど、
ぜひ最後まで読んでほしいです。
「夫婦の断捨離」とあって、
「離婚のススメ？」と思って、
怖いものみたさ、
そして少し憂鬱な気持ちでページを開きましたが、
まったくそんなことなかった。
寧ろ心を軽く前向きにしてくれるすがすがしい内容でした。
そして、
高齢者の片付けをどう手伝うか。
これも深重いだけでなく、
やりかたがキチンと分かって、
すぐに試したくなりました。

とにかく濃くて、
１冊を通して価値観・人生観が揺さぶられる（悪い意味ではない）。
すべての記事を一気に読むと、
読む方によっては酔ってしまうかもしれないほどの濃い内容なので、
少しずつ読むといいかもしれません。

これから片付けが楽しみになる、
丁寧に進めたいという気持ちになったので★4つ。
というのも、
この年末の大そうじがはかどるように…というつもりで買ったので。
年末大そうじ用に買ったのでなければ★５つでした！　それでも玄関だけは片付きました！　せいせい。