「名誉」と「忠義」
本書は「武士道」と題されているものの、
武士の規範について書かれているだけではない。
この本を記すきっかけとなったのが、
ベルギーの法学者から「宗教教育のない日本でどうやって道徳教育が授けられるのか」との問いであったことから分かる通り、
本書は日本人の拠って立つ道徳意識や思考方法を述べている。


「義」「仁」「礼」「信」「名誉」「忠義」などのキーワードにそって稲造の解説が進むのだが、
どの解説にも西洋の偉人・思想家や、
シェイクスピアの戯曲の一節などが引用されているのが目を引く。
本書の読者層である欧米人を意識して、
いかに彼らに分かりやすくするために腐心したのかが、
よく分かる。
(それにしても、
西洋思想・文学に深く精通していた稲造の博覧強記ぶりには恐れ入る。

また、
章から章へのつなぎ方が秀逸。
武士道の影響について語った章で、
大和魂を美しくはかない桜に例え、
章の最後で「日本の魂はそれほど脆く滅びやすいものなのか」と投げかけ、
『武士道はまだ生きているか』という次章に続く。
これでは、
読む手を休めることの方が難しい。


本書の内容に戻ろう。
ワタシが本書の中で最も印象に残った点を挙げたい。

それは、
上記キーワードの中の「名誉」と「忠義」に関する解説だ。
ここで言う「忠義」とは主君や目上の者に闇雲に服従することではない。
武士道では、
自身の良心を主君の奴隷とすることを求めていない、
即ち自身の命を主君に捧げることは厭わないが、
自身の名誉は守るとしている。
これを代弁するものとして、
英国の詩人トマス・モウブレイの詩を挙げているので、
少し長いが引用しよう。
(これも稲造の博覧強記の一例)

恐ろしい主君よ、
私の身体をあなたに捧げます。

私の生命はあなたの命令のままですが、
私の恥は違います。

生命を棄てるのは私の義務ですが、
しかし私の美しい名は、

たとえ死んでも、
私の墓に生きて行きます。

暗い不名誉なことに使ってはいけません。


生命は主君に仕えるための手段として考えられ、
その理想的なあり方として「名誉」が重んじられていたのだ。
現代語訳 武士道 (ちくま新書)

その他の感想

やっぱり使いやすいですね
おかしい。。。
ホールド性がいまいちです。
ユルユル
炭酸をちょっと飲みたい時に最高!
ニチバンに限るね
表現王コイズミ
ウェスト部が調整出来て
17マスと4つのプレーヤー
通話料が掛からない以上のメリットがあります
なるほどー☆
おいしいお水が長続きします。
BebopDroneの修理、メンテナンス用に購入しました。
初心者からバイオリン好きな人まで楽しめる本
価格や重量などのトータルバランスが素晴らしい
すごい破壊力
中小零細企業の社長さんや起業前の方必見!!!
糖質制限における必読書
情報処理試験合格のカギは過去問がすべて(H26春合格)
サラブレ失恋ソング
音量〇 音質◎ 見た目〇
国家認証取得が重要!
頼もしい商品です☆
正直がっかりした
安価でしたが
流石アルターです
三ヶ所とも中弁の穴が空いてなかった
Amazon では購入しないで!
最高の着用感(^o^)v
スッキリした。
戻る