歴史物としても面白い
どうやら著者がAmazonレビューをヲチしているようなので、
まずreservationから一つ。
えー、
わたくしはこの本が扱う分野について正当な評価を下すための知識や訓練を欠いておりますので、
安易に五つ星にすることは避けようと思います。


さて、
「新しい労働社会」では国際的な視点から日本の労働社会の特殊性と将来への提案を論じた著者、
今回は座標軸を90度回して、
でき上がったのは教科書でありながら一種の歴史ものとしても楽しめる一冊となりました。


日本の労働の特徴は「メンバーシップ型」(就業=特定の企業の一員になることであって、
ある業務を行うことではない)であることにあり、
欧米の「ジョブ型」(特定の業務を行うために、
たまたまある企業に雇われる)とはそのありかたが異なっているのだ、
という点では「新しい労働社会」と軌を一にしています。
ところが面白いことに、
日本においても法律的には「ジョブ型」の構成になっているというのです。
我が国は呆もとい法治国家ですので、
これは矛盾を孕んでいます。


この本で著者は、
歴史的な過程を追って、
メンバーシップ型就労とジョブ型法制度との擦り合わせがどのように起こったかをダイナミックに論述していきます。
簡単にいえば、
メンバーシップ型の労働を支持する/前提とした判例の積み重ねによって、
それが実装されているということのようです。
これを「現実に合わせた法の解釈」と思うか「裁判所による法を曲げた現状追認」と思うかまでは著者は語っていません(行間には何かが沁み出していますが…) このあたり、
法律に詳しい方なら、
もっと面白く読めるのでしょう。


「新しい労働社会」にもあり、
興味深かったのは、
第二次大戦の挙国一致体制が日本の労働社会に今なお大きな影響を与えているという点です。
戦時体制の下、
労働社会が一瞬フラット化し、
それが敗戦後の労働運動のモデルとなったというのはなかなか皮肉ではありませんか。


(* この本、
教養課程の教科書なのだそうです。
うちの業界にもこういう教科書があればなあ、
と思ったのは内緒です *)
日本の雇用と労働法 (日経文庫)

その他の感想

乳幼児に携わる職業ならこの1冊はほしいです。
SIerの進むべきロードマップは描かれていると思う。しかし
さあ、始まりましたぜ、進化した飛信隊!
「軍事」という知識
MC
PCでの作業用です。綺麗で満足です
初学者のための力学の名著
エルゴによだれカバーとしてつけてます
伸びません
受信感度・速度良好!!!
東芝 SDHCカード16GB
猫っ毛くせっ毛にオススメとあったので
子供受けはいいですよ
つけ心地良く、とても楽
しょーもない商品。買う価値無し。
普通につかえました
機能充実
まだ読み込み難い
知らなかった北一輝
安室ちゃんのなかで一番好きな曲です。
約束のネバーランド(1) が期間限定で無料になっていたので買ったら一気に5巻まで読んじゃいました!
上出来♪
今日修理の問い合わせをしたら25000円…えーっ
北海道のフクロウがテーマ
壮大で興味深いエピックファンタジー
教師の仕事だけでなく、一般社会でも通用する原則が書かれています。
『派閥』から『官邸』へ:メディアコントロールというものを考えさせられた
期待感は変わらず、早く続きが読みたい
ドラマダ最終回の後。
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