古えの日本が詰まった新しい感動のアニメ傑作
本作は商業的には空前絶後の成功を納めたが、
評価については割れるようだ。
余り面白くなかったと言う評価を聞く度に、
何故かモヤモヤしていた。

本作はハッピーエンドなので、
人生の儚さや尊い自己犠牲への悲哀感は湧いてこないし、
ジブリ作品の様な自然保護や反戦思想等を訴える深い社会的テーマ性も無い。
彼の深海監督ですら商業主義に染まったのではとの声も恐らく間違いではないのだろう。

それでも世界の老若男女に賞賛され、
私も心の奥底から感動した理由がある筈で、
しかも観返す度にその思いが強くなる。
アニメとしての娯楽性や作画の美しさだけでは語れない何かが間違いなく有ったのだ。

それは今に繋がる祖先の方々の思いや営みへの感謝の気持ちなのだと覚った。

周期性彗星が再び彼の地に災厄をもたらす事を予期した誰かが、
誰彼れ(黄昏)時にだけ繋がる時空の歪みを生み出した。
その機会を活かす鍵は、
書籍や科学ではなく、
美しく丈夫な組み紐編みと口噛み酒の伝統を介して主人公二人に託される。
遥か昔の祖先から受け継いだ、
「気の遠くなるような伝承」によって導かれた奇跡を描いた脚本なのだ。

その感謝の念を私達は「郷愁」や「郷土愛」と言う。
そしてこの世に生を与えられ、
悠久の歴史との繋がりを感じ、
未来に引き継いでいく責任が心の内に芽生える。
それが「結び」。

東京の開放的な進化も日本、
飛弾の閉鎖的な伝統も日本。
そのカタチは様々に異なっていても、
日本人の奥底に受け継がれている「たとえ相手の“名”を知らずとも困った人は助ける事、
それが自分にしか出来ない事なら尚更で、
それはお互い様」と言う精神性の美しさこそ、
世界に普遍的な感動をもたらしたのだろう。
それは日本では古来から「和」と呼ばれている。

本作は単純なタイムリープ青春ストーリーではなく、
日本固有の文化的側面を、
前半の軽快なコメディと後半のシリアスな時間を超えた救出劇で余す事なく魅せた、
実に意欲的で深淵な作品だ。

技術面でも思想面でもアニメの歴史的傑作と言う評価が相応しい、
観る度に心に響いてくる素晴らしい作品だと確信しています。

こんな作品を創れる国に生まれた幸せに感謝する涙、
他にはなかなか無い。
君の名は。

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