「加害者家族に対する加害者」にならないために。
正義のための暴力には、
快感が伴う。

かつてそのような話を聞いたことがある。
だからこそ、
戦争時などの非常時には、
ヒトは凄惨な行動を取れてしまうのだと。
本書が描き出すように、
現代の日本社会には「自身の属する集団が悪と規定するもの」への過剰な暴力があふれている。


私自身は、
幸いにもこれまでの人生で身内や親しい友人が加害者として後ろ指指されるような経験をしてきたわけではないが、
本書に描かれるような、
加害者家族の自宅、
勤務先、
友人関係までも洗いざらしにインターネット上で情報公開し、
無関係の他人が加害者家族に対し、
手紙、
電話、
自宅壁への落書きなどで誹謗中傷を行うという過剰な加害者家族叩きには寒気を覚える。

・自宅に送られる「早く死ね」「加害者家族も同じ目に遭うべし」といった内容の段ボール数箱分の手紙
・自宅の壁にスプレーで「人殺しの家」と落書きされる
・家族の勤務先に匿名の嫌がらせ電話が殺到する
・加害者の人物像を探るため加害者家族の周囲、
友人を巻き込むマスコミ
・「加害者の娘をレイプするぞ」といった趣旨のインターネットの書き込み、
またそれに続くつきまとい行為
・加害者児童の学校への「人殺しを育てた学校」との嫌がらせ電話、
同じ学校に通う無関係の児童への嫌がらせ
・家族の児童に対する学校での誹謗中傷、
学校側からの転校の勧め
・飲酒運転を起こした市役所職員の教育を問う、
2000件以上の市役所への抗議

連続幼女殺害事件の加害者、
宮﨑勉の周囲では、
加害者の姉妹のうち一人は勤務先を退職し、
婚約を解消。
もう一人は看護学校を退職し、
看護師への途をあきらめた。
いとこの二人が公務員勤務していることが週刊誌で暴露され、
退職に追い込まれた。
叔父のうち2人も役員の座を退任し、
別の一人は子供の姓を変えるため離婚した。
そうしたことが続く中、
加害者の父は自殺に至っている。
他のケースでも、
加害者家族が心中に追い込まれたケースは珍しくないという。


加害者の周囲の人間は、
そこまで責めを負うべき存在なのか?
どれだけのケースで、
「犯罪行為に手を染める自分の家族」を完全に止めることができるのだろう?
加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2)

その他の感想

中級者に丁度良い
効果あり!!!
付属パーツの充実ぶりが半端ない!
T300RS GT使用難なく出来ます❗️
Zenfone4は二つの仕様があります。
ソロはやめとき
まあ・・・・
改造が必要
Ableton Liveと相性抜群!
悲劇の中でも人の暖かさがあって・・・
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えいごおはなし絵本
大量収納
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栄養ドリンクで寿命が縮む理由が透けて見える、本当に体のためになる本
BARIGO No.46でも使えます。
とにかくシンプル
しっかりできています。
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