前作「Fantome」の重い印象とは異なり、今回は新境地の日常的な内容の伸びやかな曲が多い。

2000年の「First Love」で始まったダイナミックで歌唱力抜群で曲が素晴らしいという宇多田ワールドは一旦終了した。


前作「Fantome」の非常に重い印象とは異なり、
今回は（軽やかではないが）新境地の日常的な内容の伸びやかな曲が多い。


メロディーに関しては、
新鮮な印象が少なく、
前作と共通していると感じてしまいます。


アルバム全体としては、
相変わらず、
宇多田ヒカルの楽曲や歌唱力は素晴らしいと思いました。

特に、
１曲目「Play A Love Song」、
2曲目「あなた」、
３曲目「初恋」、
４曲目「誓い」、
１２曲目 最後の曲「嫉妬されるべき人生」は圧巻の出来であると感じました。

ただ、
８曲目の「パクチーの唄」は、
「HeartStation」の「ぼくはくま」以上に、
息抜き的な曲であると思いました。


※総合評価としては、
今回もまた☆５つの素晴らしいアルバムであると判断しました。