最後の弟子、山本さんが彼の著作、業績を平易に解説しています!
 著者の山本紀夫さんは、
京大農学部を卒業後、
国立民俗学博物館に勤務、
学生時代から梅棹さんの知遇を得、
彼によると最後の弟子だそうです。
そんな山本さんが、
梅棹さんの研究、
著作を通して、
彼の功績、
目的を明らかにしようと試みています。
また、
一種の伝記としても読めるかなと思います。

 梅棹忠夫さんは、
1920年生まれ、
1936年京都一中から三高(旧制)に飛び級で入学、
三高時代は山岳部の活動に力を入れすぎ2度落第、
その後京都帝大に入学。
在学中に大興安麗探検隊に参加、
戦後暫くは海外探検が出来なかったので、
国内のフィールド・ワークに専念、
そして、
柳田国男と知り合います。
その後、
文明の生態史観序説で旧世界を第一地域、
第二地域に分類、
物議をかもします。
また、
フィールド・ワークから編み出されたカードによる情報処理法は、
知的生産の技術としてまとめられています。

 そして、
1957年妻不要論を唱えこれまた物議をかもしますが、
論旨を精読すると時代を先取りしていた事がよくわかります。
その後、
大阪万博の開催に尽力し、
1974年国立民族博物館の設立に携わり、
初代館長に就任します。
開庁式で館員たちに「御先祖様になろう」と檄を飛ばしたのは、
有名です。
しかし、
1986年ウイルス性疾患により突然視力を失います(この経緯は 夜はまだあけぬか に詳しい)。
その後もあくなき好奇心、
強力な持続力で多くの著作をものにされ、
2010年老衰で亡くなられたことはよくご存知だと思います。

 まさに知の巨人、
知の探検家というに相応しい一生ですが、
山本さんは、
そんな梅棹さんの業績、
著作を振り返り、
彼が何を目指そうとしていてのかを平易に解き明かしています(師匠譲りで文章はとても読みやすいです)。
また、
梅棹さんの略年譜もついています。
ただ、
ヴィジュアル面での情報が不足しています。
この方面では、
考える人2011年8月号が参考になると思います(私もレヴューしています)、
ご一読を!!
梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯 (中公新書)

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