レンズの取り出し、納めに必ず必要。

レンズ又はフィルターの分解清掃、
改造等を行う場合に、
取出しや納める時に非常に便利。

レンズ枠を逆さまにして、
レンズを取り出したり、
ピンセット等でレンズを取り出してはいけない。

レンズの向きが裏表逆になったり、
傷がついてしまう可能性があります。

また、
手でレンズに触れるのも避けた方が良いでしょう。
手油はカビの原因にもなります。

レンズは非常にデリケートな部品なので専用工具を使用しましょう。


レンズサッカーを使用すると、
吸盤の跡がついてしまいますが、
シルボン紙にレンズクリーナー液を数滴染み込ませて、
力を入れずそっと拭き取りましょう。


＜追記＞
レンズの清掃に使うペーパーやクリーナー液は、
一種類では無く数種類用意したほうが良いです。

自分が普段使用しているのは、
ニコンシルボン紙とHCLレンズクリーニングペーパーと富士フィルムレンズクリーニングペーパー、
富士フィルムレンズクリーニングリキッドとHCLレンズクリーナー（オリンパスEEクリーナー）、
HCL先細型綿棒です。


綿棒は一般の綿棒を使用してはいけません。
アイピースを綿棒で清掃したところ、
ゴミが無数に付着し酷い事になりました。

必ずレンズ清掃用綿棒を使用してください。

クリーナー液は、
オリンパスEEクリーナーは強力な洗浄能力なゆえに、
拭きムラ無く仕上げるのは難しいかなと思います。

吸盤跡程度なら、
富士のリキッドの方が穏やかでやり易いです。

ペーパーは、
クリーナー液を付けての洗浄はシルボン紙かHCLのペーパーで行い、
仕上げの拭きは富士のペーパーで行なっています。

我流の方法なので、
良くない部分があるかもしれませんが、
複数のクリーナー液とペーパーを用意しておくと、
いろいろなケースに対応できます。