理想のローマ人(下)
 もう本書全体から、
著者のカエサルへの思い入れがあふれ出ている名作です。
伝えたい魅力は無数に思いつき、
すべてを書き連ねていたら、
それこそレビュー規約をオーバーしてしまいます。
そこで、
私もカエサルと、
著者に倣って、
ひとつ箇条書きで本書の見所と感じたことを書き綴ってみたいと思います。

 1、
主観も交えながらも感情に走らない客観的な視点(本書は一応カエサルが主人公な訳ですが、
敵役であるポンペイウスや無為の暗殺を実行したブルータスらにも理解すべき部分があったことをしっかりと指摘している)2、
小さな挿話でも無下にしない(カエサルの頭に何が載るかも重要ですが、
カエサルの頭から何が抜け落ちて行ったかも興味深い事実。
このような身近な話題は、
厚みのある歴史叙述には重要)3、
目先のドラマより深い歴史の面白さ(私はこの時代を扱った歴史ものの中でクレオパトラが異様に高く評価される、
判官びいきにも似た状態をつとに苦々しく思っており、
かといって明確な反論が出来る力もなく、
どうもこの時代自体敬遠しがちだったのです。
ところが著者は、
自分も女であるので、
女の浅はかさとは言いたくないが、
クレオパトラは浅はかであった、
と一蹴。
その鼻が高かろうが低かろうが、
歴史の趨勢にさしたる影響のないことを理路整然と証明してくれ、
私は思わず喝采を叫びました。
これこそ目立つものばかりに徹底的に光を当てまくる、
薄っぺらい歴史ものでないことの証拠)4、
個々のものを重視する帰納的姿勢(戦時、
平時を問わず、
カエサルの行動を一つ一つ追って行くことによって、
むしろカエサルとはどんな人間だと説明することなくその姿を自然と浮き彫りにしていく。
著者の追体験をしているようで、
まったくうまい)
 以上は私の感想ですが、
本書は、
おそらく読者の方それぞれにまた違った無数の感銘を与えてくれることでしょう。
ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V

その他の感想

デザインは良いのですが・・
ラオウ最高です。
した2つとも、おまけのシールどうしがくっついていたので、★4つ
紐の調整
機能性ソックスに感心
他のショップから購入したセットの油壺が品質悪かったので追加購入しました。
雰囲気は最高
取り扱いに注意。
大感激!
新曲も、けっこう収録されてて、T-ARAの魅力満載です^^
わかりやすい解説で、進出を考える企業や制度の概要を知りたい人にとって有益
はるかな昔、子供時代の思い出
とてもためになりました。
国産と同等
大変良い商品で、ほぼ一生物かしら、
MJBらしくも、コーヒーらしくもない
この価格でこの内容は魅力的。
胃がもたれない
人生の答はひたすら作ろうとする人が生み出すもの(著者)
喘息発作の初期にも
ロゴが意外とかっこいい
60冊以上の不動産投資本を読んだ私が「ワンルーム投資本の中で只1冊購読をお勧め出来る!」と太鼓判押します。
左右の区別があります。
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