著者の乳がん体験を中心に記述
 この本の著者は、
女性雑誌記者(現在はフリーライター)で、
34歳のときに乳がんを発症した人です。

 本書は、
著者の発症から闘病の過程を中心に記述しており、
それに医師、
患者等への取材結果を付加しています。


 治療の経過そのものや、
他の医師へのセカンド・オピニオンを求めた経緯、
がん保険による給付金の大事さなどが書かれており、
著者自身の体験が語られているだけにわかりやすく書かれています。

 ただその反面、
患者であった著者の体験談中心であることから、
がんのメカニズムや治療法に関する記述はどうしても取材した範囲内の限られたものになっている感じがします。
また、
あまりにも乳がん中心の記述で、
他の種類のがんへの言及はほとんどないことも、
(男性読者の私にとっては)少し残念でした。


 女性の乳がん患者にとっては、
治療をして生き抜くことと、
乳房を温存できるかどうか、
という点は両方ともとても大事なことであり、
さらに乳房再建の記述は参考になると思われますので、
女性にとっては参考になる本と思います。
がんに不安を感じたら読む本 (光文社新書)

その他の感想

撮影された方は、かなり腕の良いカメラマンのようです
抑圧的な宗教や家族からの解放!
お金と時間を返せ
死後の世界については結局よく分からない……
ご参考までにコメントします
野暮ったい。
おお……
日本の底力を評価し、日本お先真っ暗説を否定した本
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普通にしていると数倍楽しさがあると思います。
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