抑圧的な宗教や家族からの解放!
アン・ペリーによる実際の殺人事件にヒントを得た1970年のフランスの映画です。

内容の非道徳性から上映禁止を命じられた作品で、
公開時のコピーは「地獄でも、
天国でもいい、
未知の世界が見たいの!悪の楽しさにしびれ 罪を生きがいにし 15才の少女ふたりは 身体に火をつけた」です。


ちなみに、
2008年のDVD化によるリバイバル上映で一度観たものの、
DVDを買い控えていたら、
いつの間にかプレミア価格となっていて後悔しています。


物語は、
修道院・寄宿学校に通う15歳の少女・黒髪のアンヌ(ジャンヌ・グーピル)とブロンドのロール(カトリーヌ・ワグナー)が、
デカダンな詩を好み、
小鳥の殺害、
牧場の放火、
悪魔崇拝儀式、
男を誘惑、
撲殺など数々の悪事を犯し、
ラストの学芸会では詩の朗読後に仲良く己の身に火をつけるという、
全編を通して基督教への冒涜と抑圧からの解放を願うといった狂気的な内容です。


演出で光っていたのが、
「ずっと一緒にいたい」と依存させるアンヌとロールの悪友関係の心理描写が上手くて、
ロールはきっと、
ちょっとした好奇心でアンヌに惑わされているんだろうなと思わせる表情が多くあるところや、
逆に、
アンヌの方は、
どんな悪事を行っても、
自転車を乗り回すのと同じような感覚で、
無邪気に笑っていて生粋の悪女である対比が面白い。
しかし、
小鳥の握殺では手に伝わる実感に耐えられず、
懺悔部屋に駆け込んで涙している姿もあって感慨深いものがある。


印象的なシーンは、
「自分の邪悪さに気づいてしまった。
彼は、
悪の道へと身を投じた。
なんという気分!」というマルドロ-ルの詩?に感化され、
サタニズムの儀式を行う少女の姿や、
芝生や暖炉の火に辺りながら大人を挑発する二人の姿も印象的と、
やはり、
ラストの詩の朗読後に仲良く己の身に火をつける姿がもっとも印象的です。
これは、
抑圧的な宗教や家族といったものから自由である為に決心したメッセージだと感じる。
無宗教の日本人からすると、
このドラマティックなラストの演出は感動的ですらあります。


ボーナス特典の、
主演女優ジャンヌ・グーピル、
監督ジョエル・セリア、
犯罪研究家ポ-ルバックのそれぞれのインタビューも興味深い内容でした。
小さな悪の華 <デジタル・リマスター版> [DVD]

その他の感想

電子版
BUFFALO USB3.0 マルチカードリーダー TurboPC EX付き ブラック BSCR22TU3BK
非常に解りやすい入門書です。
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40〜50ヤード刻みぐらいでしか分からない…。ゴルフ場のヤード表示で十分なような。
配線について
生地が貧弱すぎる
野村>>>王、長嶋
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やはりポーターは品質が良い。
機能的には問題無し
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