大人も子供も頭を使い本気で考えるので満足度が高く、楽しいですよ

小学4年の息子の誕生日プレゼントに購入しました。

旅行ゲームというのが息子の気を引いた点だったようですが、
乗り物の要素は低く、
道路や線路での実際の地域間の結びつきに沿ってゲームは進行します。

日本全国（裏面を使えば全世界）の地名と全都道府県の位置関係を遊びながら学ぶことができ、
すごい商品です。


さらに例えば仙台から南に進むとしたら、
移動手段は東北本線を南下する方法、
常磐線を南下する方法、
新幹線代を支払って東北新幹線で一気に南下する方法があります。
他にはフェリーを使えたり、
飛行機に乗れたり、
タクシーに乗ったりと移動手段は多彩です。


また移動先を考えると宇都宮から6マス移動するなら、
一旦、
東京に出てから再度、
別路線の常磐線を北上したり、
東京から外房線で房総方面へ移動したり、
中央本線を西へ移動、
東海道本線を西に移動、
東海道新幹線で新幹線代を支払って移動、
成田空港から飛行機代を支払って別の空港に移動して、
その先の都市へ移動するなど、
移動先の候補が豊富であり、
子供はもちろん、
一緒に付き合う大人も本当に頭を使い効率の良い移動を熟考しなくてはなりません。
残金を確認しながら運賃を支払い、
同区間を新幹線やフェリー、
飛行機などで移動すればあらゆる選択肢が考えられ、
多彩な移動先を設定できるようにルール設定されており、
良く練られた素晴らしいゲームだと思います。


加えてゲームへの参加人数によっても、
先に地域ごとの都市到着カード（北海道、
東北、
関東、
中部など地域ごとに設定されており、
各地域で手に入れる。
ただし他人が止まって買ってしまうと売り切れのため、
その都市では通常手段では購入できない）を先に購入する方が良いのか、
お金をゲットしたり、
目的地への移動することを優先させるかなど、
戦略を変化させる必要があり、
大人が子供に作戦供与すれば、
モノの考え方が子供に伝わり、
子供にもいい刺激になります。