多くのSF原案を考えた著者による回想録
始めに何故、
今頃に「宇宙戦艦ヤマト」なのか?と豊田氏のまえがきがあります。

去年(2016年)に「宇宙戦艦ヤマト」の記事を某大新聞の取材を受けて協力されたそうです。
しかし、
豊田氏の意向を無視どころか、
まったく違う方向に強引にねじまげられたとの事。
その大新聞の解釈に抗議する意味もこめて、
真実を書き残そうとの考えで本書を書く機会になったそうです。


ヤマトの真実と題した本ですが、
日本アニメの誕生からヤマトに至るまでといった内容もあり。
同時期に豊田氏と平井和正や手塚治虫との関わりも触れられています。
豊田氏が日本のオリジナルアニメのシナリオライター一号になった経緯も興味深い。
中には原子力の現実的な話もあって、
豊田氏の理化学的な点にも詳しい洞察力も伺えます。


アステロイド6の企画書にまとまる以前の豊田氏による原案も書かれています。
当時としてもハードSFな内容で西崎氏には理解が得られなかったようですね。

第一作では膨大な距離の宇宙空間をどう移動するか、
ウラシマ効果の問題点なども既に検討されていたとか。
以降も豊田氏によるSF設定は、
白色矮星(さらば&ヤマト2では使用されず白色彗星に変更)→かたちを変えてヤマト3で使用、
重核子爆弾、
地球に水を説のアクエリアスなど本当に様々な核となるアイディアを考えていた事も分かります。
採用はされなかったが第2作で西崎氏の要望で沖田艦長の復活案も検討してた事も驚きです。


ヤマトの事は当然、
西崎義展抜きには語れません。
ある時にヤマトに関わったスタッフの慰労をねぎらう為にハワイに招待したそうですが現地につけば次の作品の会議の目的だった…なども吐露されてます。
ただ、
西崎氏によるひどい目にあった話ばかりではなく、
第一作の時に一緒にTV局に企画を持ち込みに行った時に、
局側の担当が偉そうでも粘り強く話が出来ていた真面目な時期にも触れられています。

わずかな共通点を頼りに、
人の心をつかむ天才でもあったとか、
みずからはクリエイターではなかったが(中略)商売の能力も持っていたなどの西崎氏に対しての見解もされてますね。
「宇宙戦艦ヤマト」の真実 (祥伝社新書)

その他の感想

ちょい大きいかも
わかりやすく深い本
発売日に配送しません。
hiru
いよいよ大詰めに向かっている感
ようやく見つけました!
完璧ではないが一応のニーズは満たしてくれます
相性に難あり
惜しい、雑
微妙かなぁー
新居用に
笑いあり、涙ありのショートアニメの第2巻
青年達がいま、戦場に…
理知的で明晰なドビュッシー全集
歴史に”if”はないが、ノモンハン戦争は避けることができたのではなかったか?
とてもいいです、
機能的には問題はありません。安価で良いと思います。
注意!!!誤字と文法上の誤りが多すぎ!
全体的にはよいのですが・・・
ほとんどずれない。
せどり初心者でもわかりやすい!
安いのに機能性・見た目good
綺麗なメダルでした!
お気に入り♡
新型アルトが少しでも気になるなら買うべき
機械式を知っている方なら、1本持っても良いのでは!?(純正SEIKOブレス情報込み)
純正品を遙かに上回る使い勝手の良さ。むしろ純正品の方が端子を壊しやすい。
唐突なゴールという説得力。
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