願望と欲望の曖昧な境界線
2006年公開、
イギリスの心理サスペンス映画 。

監督は『アイリス』『アザーマン』のリチャード・エアー。

第79回アカデミー賞にて、
主演女優賞(ジュディ・デンチ)、

助演女優賞(ケイト・ブランシェット)を含む4部門に
ノミネートされている。


意中の相手(友人)の弱みを握ると、
何故か優位に立った
気分になる。


独占欲が強く、
若さと美貌に対する歪んだ劣等感を持ち、

孤独に人生の終焉を迎えようとしているオールドミスにしてみれば、

尚更のこと。


友情なり、
愛情なりを繋ぎ止めておくためには、
有利だと
ほくそ笑み、
自然と態度も利己的で横柄になっていく。


その愚劣な優越感が、
相手に多大なプレッシャーと拒絶感を
芽生えさせ、
今まで確かに2人の間に存在していたものが、

音を立てて崩れさるとも知らず……。


教師と教え子の禁断の不倫関係……という米国で実在した
スキャンダラスな事件をモチーフにしている本作だが、

弱み(秘密)の衝撃度以外は、
とりたてて特異な人間模様が
繰り広げられる訳ではない。

ローレンス・オリヴィエ賞受賞の舞台演出家としても知られる
リチャード・エアー監督が奏でるリリカルな愛憎劇は、
日常に潜む
人間の欲望、
嫉妬、
そして求愛の在り方を、
容姿、
思考ともに
相反する2人の女性目線から鋭く抉り出す。


オスカー女優の豪華競演は、
史劇で魅せる厳然とした凛々しさとは
裏腹に、
終始、
陰湿で衝動的。

一人は情欲に溺れ、
一人は支配欲に取り憑かれる。

互いに、
修復不能な “心の闇” を抱えながらも抗えず、
“欲” という
毒牙に翻弄され続けるスリリングな展開は、
観る者の好奇心を
掴んで放さない。


ここらでしばし、
見事なまでに2人の関係性を象徴している、

ジャケット写真に注目して頂きたい。

鏡に向かって笑みを浮かべ、
イヤリングを直す美貌の新任女教師。
あるスキャンダルの覚え書き [Blu-ray]

その他の感想

簡単でおいしくできます
1985年版と比較
凄いッ!
使えないことはないが注意した方がいいかも
ある伝説の相場師の追想
LA600Sタントに取り付け
レア1!
TASCAM DR-05 にも使えました
ファスナー不良
春夏に沢山使えそうです
牛乳パックで作るヨーグルト用に。
あーのん
付録の開運ダイアリーがほしくて、毎年1月号を購入しています。
すごいかも!
内容は良いはずなのに
枕以外!
病院からの指定です。
よく収縮してカッコいい!!
ヒーロー文庫での出版は大抵つまらなくなる
CDもSACDも以前との音の違いがはっきりわかる!DCD-SXを凌ぐS/N比!ローディングも静かで安定、上質になった!高級機種に負けない進化!
自分の目、肌で確かめて。
物語のベースが宇宙船というだけで、SFではないです。
こんなの探してました。
基本が大嫌いな人へ
G29と比較して、総合的にみてこちらに軍配あり。
語弊を恐れずに感想を言えば、「ロマンを感じました」。
数字学習に
値段上がりすぎ
発色が綺麗で、子供の乱暴な扱いに耐える丈夫な色鉛筆。
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