北上高地の王者の記録。

絶滅危惧種・イヌワシ。
　北上高地には比較的まだ個体数が多く生息しているようですが、
著者・関山氏のような方のご努力によってその環境が保たれているのだと思います。
　

イヌワシの魅力が凝縮した一冊と言えるでしょう。


震災で環境についての関心は高まってきたようですが、
人間中心ではなく、
全生物が生きていく地球という観点から諸所の問題が検討されることを期待します。
　そもそも「保護」とう言葉には人間の側の＜驕り＞が現れていると思う。
　巨大な風力発電の羽の設置場所などは改めてきちんと精査すべきです。