新しいアイデアのヒントに

著者の本は初めてだが、
たまたまこの手の本をちょうど探していていたので、
読んでみた。


アイデアを出すことと、
出したアイデア自体を商品化することは各々異なる能力やスキルが求められるが、

本書はその前者について必要な考え方を教えてくれるものかと。

特に商品企画や開発などに携わる人にとってはおススメの本になるかなと。


タイトル通りに殆どのヒット賞品が既存の物の足し算と引き算で生まれていて、

本書では身近な例で具体的に記述されている点は分かりやすい。


大切なのは、
何が足し算で何が引き算なのかを知ることではなく、

読者自らが身の回りの物を足し算引き算して新しいアイデアを創造できるようになること。


そこを履き違えさえなければ、
本書は読者にとって新しい気づきを与えてくれる良書かと思いました。