断筆解除後の短篇集ではいちばん好き。
 ようやく文庫になりました。
2017年8月の時点でも、
短篇集としてはこれが最新。
そして、
個人的にはいちばん好きですね。

 最初の3編「繁栄の昭和」「大盗庶機」「科学探偵帆村」は、
ツツイ流の綺想と実験をふんだんに織りこみながら、
江戸川乱歩、
海野十三、
甲賀三郎、
木々高太郎といった「探偵小説家」たちへのオマージュにもなっているそうだけど、
乱歩はともかく、
ほかの人たちの作品を読んだことのないぼくにはそこはよくわからない。
しかし、
初期から戦争をはさんで戦後の復興期へと至る昭和、
および大正モダニズムの空気を濃縮したような世界に、
ふしぎなノスタルジーをおぼえます。

 「リア王」「役割演技」「メタノワール」は、
演技(虚構)とリアル(現実)というテーマの追求。
中でもっとも私小説的な「メタノワール」がもっともメタフィクショナルになってしまうのは、
逆説なのか必然か……。

 「一族散らし語り」は、
かつての「遠い座敷」「家」などに通じる、
土俗と前衛とが渾然となった異様な世界。
ちょっとつげ義春風味もあり。

 ほかに短篇2本とショートコント2篇、
巻末に「高清子とその時代」というエッセイ。

 ドタバタやグロテスク趣味は後方にしりぞき、
全体に渋めの色調ですが、
それだけに深いところに沁みてきます。

 どなたかが「滅びの賛歌」と評しておられましたが、
「繁栄」と謳いながらも、
すでに失われてしまった世界で亡霊たちが演じる芝居あるいは映画を観ているような、
やさしさと悲哀をともに感じる一冊でした。
繁栄の昭和 (文春文庫)

その他の感想

恋愛ドラマではありません。「純愛ドラマ」です。
女性にも◎です。
今回入れようとするものでは使い勝手が悪かった。
IPMモータの制御を学ぶなら手元に置いて置きたい一冊
帽子のデザインはいいが
全部同色です念のため
貴重な作品です。
良い座り心地
天なるものへの想像力
シラバス準拠
特典映像が面白い!
初めてならではの良さがある
さよならファンモン
特典
意外とOpenDirectoryが使える
傾向に
昔と色が違う。。。
うーm
2000円であれば
前バージョンのほうが良かった
本家サイトよりリーズナブル
値段が高いな・・・
大きいツバ
ちゃんとかぶれました。
こどもに大人気 コロちゃん公園にいく
フワフワのお風呂マット
水野克比古さんの映し出す桜の素晴らしさ
かすり傷まで目立たなくする!
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