終わった世界を旅するふたり
 かつてどこかの芸術家か建築家が「生命や文明は上へと向かい、
死や自然は下へと向かう」みたいなことを言った(てのを読んだ)のを思い出した。
建築物は地面から上へ伸び、
やがて廃墟となり下へ向かう。
まあそうだよねってその時は思った。
世界が廃墟だけになった時、
かつて都市だった文明の抜け殻の中をゆっくり上へ上へと向かう二人は、
この世界に確かに生きている。
世界がほんとうに終わってるのか。
そもそも終わるって何だろう?何もかも静止することが終わりなら、
朽ちていく世界もまだ過程だ。
その先にどんな終わりがあるにしても、
きっとずっと先のこと。

 なーんて、
この物語はいろいろいろいろ考えさせてくれて面白くてたまらんのです。
ぬこかわいい。
菌類が不安定要素を浄化するみたいに書くとなんか失礼なくらいヨクアル系ですがぜんぜんそんな感じしません。
ただ、
読み終えてこころがどこか静まって冷えるような気持になる、
カタルシスはないのに何てことないシーンをふと何度も思い出してしまう不思議な物語なのでした。
ふたりの物語はいつかは終わるでしょう。
それまでは付き合える美しいかっこいい作品だと思います。
少女終末旅行 4 (BUNCH COMICS)

その他の感想

不思議なクリーム
一言で言って神アイテムです。
レザーケース
シンプル好きに。
すぐに裂けた
「社員は働かないもの」という信条なのでしょうねぇ~
CFの書き込み時は注意を要する
なるま
BDを収納しています
Amazonではなぜか頻繁に価格が大きく変動している
ツブツブ感が良い
上橋ファンタジーの異色さの源
抜群の性能と経済性です。
いたって普通
Javascript初心者のプログラマーならお薦めかも
シリーズ初プレイですが、楽しめました。
「世界はそう見えているだけのもの、つまり仮象にすぎない」、世界の真理にせまる冒険譚
キャラクターのチョイスがいい!
基礎概念と応用をバランスよく念入りに解説
やっぱ良い!
メイカーの道標になる本
少々薄手だった。
「楽しむ」という意味が分かりました
人工知能の記事が載っていた。
購入を検討している人へのレビューとする。
量が欲しい人に
デカすぎ!
香りがドックフード
使用者の工夫が必要。
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