最高のロンメル伝映画
 西部防衛とヒトラー暗殺に関わるロンメルを描いた映画としては1951年の米国映画「砂漠の鬼将軍」が有名だが、

ロンメルの心情をあまりにも単純化し、
ロンメルをヒロイックに描きすぎていた嫌いがある。
それに比べて本作品は
絶望的となっている西部防衛のなかで何とか講和の道を切り拓きたいと願いながらも、
ヒトラー暗殺計画に対しては
距離を置き続けたロンメルの複雑な心情をよく描いている。

 またロンメルだけでなくルンシュッテットやクルーゲといった陸軍元帥たちの心情もなかなかよく描いており、

ベルリンに召喚されたクルーゲが自殺をしてしまう辺りからも、
ヒトラー暗殺失敗がもたらした波紋による緊張感が
感じられた。

 配役についても好感を持って観た。
実際のロンメルがヒトラーと同程度の体格であったことからすれば、
本作品の
ロンメルは確かに恰幅がよすぎるし顔の形もだいぶ違う。
しかしウルリッヒ・トゥクールの目から受ける印象はなか
なか実際のロンメルに似ているのではないだろうか。
少なくとも「砂漠の鬼将軍」のメイソンよりも、
本作品のウル
リッヒ・トゥクールの方が実在のロンメルの雰囲気に違いのではないかと思う。
ゲッペルスやゲーリングなどは、

頭数をそろえるだけの配役であるのは明らか。
クルーゲなども実在のクルーゲからしたらあまりにも巨漢だが、
トゥ
クール演じるロンメルとのバランスをとったのかもしれない。
実在人物の姿を詳しく知らないで見る分には違和感は
ないであろう。

 こうした映画がドイツで制作されたことも興味深い。
単なる英雄ロンメルを描くことではなくて、
ナチスとヒトラー
を失脚させようとした人々がドイツ軍内部に存在したこと。
また軍の英雄ロンメルは狂信的な軍人ではなく、
捕虜を
人道的に扱い、
無意義な戦いについては、
これを終わらせる努力をする勇気を持つ人であったことをこの映画は証し
しようとしていたのではないだろうか。
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その他の感想

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