要は家計の収支を把握し、見直し、支払を絞り、老後を乗り切る。
本書のコンセプトは、
「50歳代」の読者が(1)今の家計の収支決算、
現状把握、
(2)生命保険の見直し、
(3)住宅ローンの60歳までに完済する計画、
これらで老後資金を500〜1000万円増やすというもの。
 その後は「60歳時」に再度家計の収支決算、
保険の再度絞り込み、
生活費の縮小。
 更に「65歳時」に再々度収支決算、
年金収入と予想支出を試算し、
年間の預金取崩し額を算定し、
本人死亡後も考慮し、
特別支出の見積もり、
そして年金生活の資金繰り感覚を把握する。
 本書の基本的な施策や考え方は概ね同感であり、
私自身も同じ感覚で実践した。
  年金生活に入れば、
支出を如何に減らすかだ。
 本書のケーススタディでは65歳で厚生年金満額238万円/年の受給開始、
妻が65歳になった時に283万円の年金収入と仮定する。
退職金と金融資産は3,500万円とする。
 預金取崩しを年間100万円として、
65歳〜90歳25年間で2,500万円。
かつ特別支出(住宅修繕、
自動車、
病気治療費他)に1,000万円。
 しかし生活費の月額は年金23万6千円(283万円/12ヶ月)+取崩し8万3千円(100万円/12ヶ月)=31万9千円、
これではちょっと甘いし危ないと思われるが・・。
  やはり「企業年金」や「海外勤務国の年金」が心強い。

出費の見直しに著者の深田氏が挙げるは、
先ずは「生命保険」だ。
疾病特約や定期保険は外し、
終身保険にする。
他の生命保険は解約し、
がん保険はそのまま継続する。
(がん保険の診断給付金は有難い。
) 「住宅ローン」は早目に完済を目指す。
退職金がローン返済となるのは惨めだ。
(私は海外転勤時、
リロケーション会社仲介で企業と社宅契約し、
その家賃でローン期限前返済を速めた。
転勤では家族同伴にして、
持ち家を貸すべきだ。
) 私は「携帯電話」は連絡機能だけで十分、
PCプロバイダーも低料金で選ぶことだ。
ゴルフは止めた。
居酒屋もレベルを下げた。
 保険の先進医療特約など不要だ。
重粒子線や陽子線の治療は非常に限定的で、
利用可能性は少ないだろう。
企業のOB向け団体生命保険や、
個人賠償責任保険は是非加入しておきたい。
 退職金+金融資産は、
「増やす」ではなく「減らさない」ことを深田氏は強調する。
 退職金の全てを何かに注ぎ込む度胸はない方がいいだろう。
 
50代から始める「お金」改革 定年後破産しないために今やるべき3つのこと

その他の感想

生命の矛盾
家庭でパンを作るには良いセット
全10巻の第5巻…敗戦から10年…
在庫入荷?
ZEISS SEL24F18Z用のプロテクターに
診断前の予備知識として
日本人女性にも十分ウケると思いますよ。
本当にすばらしい一冊
形状が悪い
欲しい物いっぱい
良本だが実際の作業では情報不足感がある
スピードアップ
説得力がある!
使えますよ
よく練れた訳
これは凄い本だ
イメージと違って
何気に長持ち&重宝中。
自転車の形状によりけり
ウイニングイレブン2014蒼き侍の挑戦
かわいいけど白は汚れる
待ちに待った改訂
全年齢向けで大満足のBL。
プリントのズレが酷い
パーカー・スタイル・替芯を使います。
見やすいです。
最近のMacBook Airには直接接続できません
今年一番の本かも。
戻る