日本の子どもたちは幸せである
『はてしない物語』文庫版へ寄せられたコメントを読み
改めて豪華版との違いを考えてみました。


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『はてしない物語』豪華版は、
日本の子どもたちが物語を充実して楽しめるよう
翻訳者の上田真而子さん、
佐藤真理子さんらによる細心の配慮がなされている。

表紙はあかがね色の絹に二匹の蛇が浮き出ており
なかのページは現実世界を赤、
ファンタージエン国を緑の二色刷りに…

1981年2月、
翻訳者会議に出席された上田さんは、
エンデの意思を忠実に再現した作品を
つくることを第一に考え、
原書に限りなく近い作品である豪華版を生み出した。

作者のエンデは日本語訳を担当された上田さんらの努力と熱意に感動し
「日本語版が一番よくできている」と喜ばれたという。

豪華版は価格が高く、
ページ数の関係から重く、
子どもにとって大きな本になってしまった。

けれど原書に限りなく近く、
主人公バスチアンが読んでいる本と同じ装丁にこだわったからこそ
感動、
経験、
喜び、
悲しみ、
勇気、
愛という感情を主人公バスチアンと共有できる世界へ
導いてくれたように思う。


そこに至るまでには翻訳者をはじめとする、
本を生み出す人々の大変な苦労が隠されているに違いない。

『はてしない物語』を手にする日本の読者が、
まるで物語の中で冒険をしているような錯覚に包まれるように。

バスチアンと共に成長し、
本を読み終えた時1つ違う自分へ生まれ変われるように。

そんな希望を込めて出版された作品だからこそ、
現在まで愛される所以となった気がしてならない。


文庫版はコンパクトで、
価格が豪華版の半額ほどである。

まだ『はてしない物語』を読んだことのない子どもたちもが手に取りやすい点では素晴らしいと思う。

空想すること・読書することの楽しさを経験する一石としては十分な効果があるだろう。

ただ、
図書館などで手にすることができるならば、
豪華版がいかに心を込めて作られたものなのか感じてほしい。
はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

その他の感想

トロリーバーが脆弱もろすぎます
物自体は良いが、価格に注意!
一年生の子供が喜びました
ボッシュサンダ
普通においしいインスタントコーヒーです
ちょっと内容は薄め
カッコいい❤
文字通り、一網打尽できましたが
中々良いですね。
うちの子はグイグイ飲んでいます
ソロだ、サザンだ、なんぞを超越した、人間・桑田佳祐の咆哮。すごい!
電圧も見れれば良かったです
小さめな作り
好き嫌いが分かれます、試聴必須
登山靴下の下に
出番待ちです・・・
大好きなゲームには変わりない。
絶妙な味バランスです。
安価だけど充分な機能性
新幹線とマルクス
流石BEAMS、しっかりした作りです
だんだんマンネリ感が。
コストパフォーマンス高いと思います
ゲームシステムが良い
電気工事で一番よく使われる極数2つの型で、信頼性がおそらく最も高いのでは
満足の一品でした!
まっすぐ走らない
小指の置き場に困る
要望はひとつだけ
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