やさしい剃り心地と深い剃りあがり

刃がひねってあって見た目は怖そうですが、
肌に当てて剃ると、
意外なことに
とても優しい剃り味です。
刃にもよりますが、
シャープな刃と組みわせると
あまりにやさいしい剃り心地のために、
本当に剃れているのかな？　と疑問に思う程ですが、

顔を洗って見ると驚くほどよく剃れています。
やさしい剃り心地に騙されて刃を当てすぎると
あとでヒリヒリと痛い目を見ます。


334cやDE89よりも優しいと感じさせるような剃り心地です。
少なくとも見た目から予想されるような
凶暴な剃り味では全くありません。
安心して使えます。
ただし、
この形状からわかるように、

平たい面ではむしろ剃り残しが多くなります。
ここは要注意点でしょう。
平らな頬の部分などでは
あまり優位性を発揮することができません。


334c等でいくら丁寧に剃っても、
あと数ミクロン、
刃の入っていかない場所があるというような時には
とても頼りになるホルダーです。
Parker 91Rも深く剃れるホルダーですが、
それよりもさらに深く
剃ることができます。


あまり蒸らしの十分にできない冬の朝の洗面台でも相当な深剃りができます。
よく蒸らしてから丁寧に
剃り上げると、
驚くほどの仕上がりになります。


刃はシャープなものと組み合わせるのがベストです。
刃によっても深く剃れる度合いが変わってきます。


髭が濃い、
髭が硬い、
髭が寝るように生えている、
渦巻いている。
334c、
R89、
91R等を一通り使っても
まだ満足のいく剃り上がりにならない、
というような人には解決の一助となるホルダーの筈です。