久々に、いいんじゃない。

長渕さんは、
拓郎1979の篠島オールナイト、
あの“帰れコール”以来から、
注目の歌手。

詞は、
ストレート。
純粋な言葉を、
熱く歌う。
手を抜かない姿勢は、
拓郎さんまでとはいかないが、
大変に好感が持てる。

注目上、
ムキムキ長渕さんの今日においても、
CD、
DVDを問わず、
入手している。

自らのLiveでありながら、
観客に歌わせる。
この毎度のパターンは、
長渕さんの歌唱を楽しみたい私には、
随分以前から、
少々興醒め。

一度見る聴くすると、
そのまま放置も、
結構ある。
特に、
30周年記念BOXは、
その極めつけ。

だけど、
ニューリリースがあると、
買わずにはいられない、
期待せずにはいられない。
独特のオーラが、
確実に存在する。

そんな中、
本作品は、
私にとって、
久々の感動巨編である。

実際のLiveは知らない。
だから、
いいのかも知れない。
贅肉を削いだと印象づける編集のうまさ、
長渕さんの魅力が、

シャープに表現され、
実に、
秀作だ。
SAKURAJIMA Liveから、
何年待ったのだろうか。

何度となく、
見返したい作品が、
久々に、
生まれた。