碩学の大成
 日本における碩学である加藤常賢氏の、
研究の集大成と言えるのが本書である。

 まず、
「曰若」についてであるが、
氏は「曰若」を巫祝の一つであると見ており、
そのことは氏の論文「『王曰若』考」(『中国古代文化の研究』所収)で詳細に述べられており、
氏独特の見解であるといえる。
同論文は本書の解説にも紹介されており、
本来は本書の元となった『真古文尚書集釈』に同時に付されていたことは明確となっており、
見ようと思えば、
容易に見られる。
(国会図書館などを用いれば非常に容易に見られるのである。
)この見解は、
トンデモ説と言うことは、
その論文を読めば不可能であることは明らかであり、
卓見の一つと言うことができよう。

 他者の説を一応挙げるならば、
「若」字は「惟」字に通じ、
「曰」もまた同字に通じており、
訓読するならば「これ」とするのが楊イン如の説であり、
集英社全釈漢文大系を著した池田末利氏はこの説をとる。
これ以外にも説はある。
反射的には「ごとし」、
あるいは「かくのごとく」と読むことを考えるが、
『書経』尭典の冒頭を見れば非であることは明白である。

 「曰若稽古帝堯曰放勳欽明文思」というものであり、
かりに「かくのごとくいわく」と読んだ場合、
明らかに読みに詰まることが分かる。
詳細にここを論ずる気はないが、
中国学に足を踏み入れたことがあれば、
「かくのごとく」と読んだ場合の無理に一瞬で気が付くはずである。
無論、
「かくのごとく」と読むこと自体を否定しているわけではなく、
「かくのごとく」とも読もうとすれば読めないこともない。
しかし、
他の可能性を考慮に入れた場合、
「かくのごとく」と読む人は居ないであろう。

 また、
正確には通釈、
つまり解釈を含む訳は少し難しめである。
それは、
原書が出版された年代を考えればそれほどおかしくもないし、
むしろ、
現在二十をこえたばかりのわたしでも理解できる、
少し難しめな現代日本語でしかない。
書経 上 新釈漢文大系 (25)

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