抽象は、無限の想像力を誘い出すひとつの道筋
「絵や音楽などは、
誰だって上手に表現すれば感動してくれますよ。
非常に国際的になりやすい。
世界を相手にするには有利です。
見てきれい、
ああ素晴らしい、
となれば、
それでいいんですものね、
まずは。
それだから、
独創性が求められる。
非常にユニークで、
似たようなものはないということが問われる」。


戦後GHQの管理下にあった日本で、
水墨で描いた抽象画が外国人の評判を呼び、
43歳で招待を受けて渡米して有名になり、
一流の前衛美術家として100歳となった現在でも活動を続けている女性芸術家が、
自らの半生と、
時代と、
芸術について語った本。


元々は書道家。
女性が個性を発揮することが著しく制限されることが多かった戦前に、
書道を教えることで食べていけそうだからと独立。
戦争中には空襲や疎開で苦しい経験もしている。
「時代というのは大きいですよ」という。
当時は不治の病といわれた肺炎にもかかっている。
所々老境を感じさせる発言はあるが、
「ほんとうに、
あのころの私は気が強かった」とあるように、
若いころはずいぶん尖がっていた人だったのだなということは容易に想像できる。
書にしても、
型にはまっていないことが戦前の日本では批判の対象にされたそうだ。
また、
運がよかったということも何箇所かで振り返っている。
アメリカで厚遇されたのは作品の芸術性が高く評価されたからで、
水墨の抽象画というのが当時は非常に珍しかったということもあったようだ。


元々は7人兄弟の中でも体は弱い方で長生きなんかできないと思っていたというから、
人生はわからない。
アメリカでは様々な人々との交流から多くのことを学んだそうだ。
富士山をはじめとした美や、
墨で線を描くことについてもページを割いて説明している。


それにしても、
「これで完全にもう私のやりたいことはみなやりました、
なんてことは絶対にない。
ありえない。
宿命的なものです。
次の作品への誘いが、
いま、
作っているときに沸くんですから」「百歳になっても、
枯渇する、
もうなにもできない、
そういうことはないですね」などと言い切れる100歳は、
なかなかカッコいいなと思った。
百歳の力 (集英社新書)

その他の感想

年齢を問わず楽しめる
もうちょっと長いのがほしい…
使いようによっては…
切れ味バツグンです
在りし日の土御門夜光の実像に迫る、過去篇へ突入!
返品コールしました
ストーリがあるので良かった、本当です
見栄えはよいですが・・・
1番書きやすい
ゴムがかなり窮屈です
透ける
簡単に装着できた
一生聞ける1枚
幅10センチくらい上から下まで透明窓です
価格が高いのがネック。
分解清掃もできてコストパフォーマンス抜群
品質の良い湿式クリーナー
やはり・・・
満足です(*^_^*)
フードのシマが素敵です。
スゴく良く出来てます!
子どもからのリクエストです
お安く便利
ねんどろいど レム
一つの物差し
狭い、きつい
クリーム塗って5分後にティッシュで拭きとるだけ
7才の娘のプレゼントに♪
不良品届いた
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