ホワイト＆ピンク

降りしきる木漏れ日のなかのログハウスで、
緑のかおりを満喫するような清々しい表情の愛理…。


太陽からの白光にそまった白い波と白い砂浜、
そして白い肌に付けたショッキングピンクのビキニが、
目にしみるほど鮮やか。
セクシーというより、
スローな音楽にのせてメルヘンなタッチ…。


ひっそりとした洋館のなかでは、
黒や紺のシックな洋服をまとい大人びたお嬢様の雰囲気を出すけれど、
時々はしゃぎすぎて子供っぽさ全開…。


それから、
ふたたびの海―。

黄色のビキニで波と戯れる無邪気な表情と、
女らしいふくよかさを描き始めた体の線の微妙なアンバランスが、
ほのかなエロスを感じさせる…。


白のブラウスに紺のミニスカという学生ぽい服装で、
街を逍遙する姿は高校生に戻ったような可愛さだけど、
そのあとに続く森と川を背景にした白いビキニの水着は、
遠くから見ると下着と間違えそうな危ういドキドキ感…。


屋外の緑の風景でも、
ログハウスの室内でも、
洋服を着替えながら様々な表情を見せる。

なかでも、
ログハウスのなかに溢れた逆光にたたずむ姿が、
大人びて美しい…。


そして、
淡いピンクのビキニでみたびの海―。

メンバーカラーだというわけではなく、
やはりピンクが愛理の魅力をいちばん際立たせる気がする…。


全体にホワイトとピンクのイメージが脳裏に残る５６分の映像。

笑顔に見せる無邪気さの白のうちにも、
ほのかにピンクの大人の色香がかいま見えてくるような、
そんな作品…。