やはり最終章は余計だった
ハヤカワ文庫の、
乾信一郎さんの翻訳したヴァージョンを好きになった方は、
原著にも手を伸ばしてみてください。

まず、
言葉が面白い。
ロシア語、
古語がごったまぜになった「ドルーグ語」が展開されます。
まっとうな英語ももちろん披露されていますが、
ドルーグ語なしでは原著の魅力が半減してしまっていたでしょう。
乾先生も翻訳に苦労なさっただろうなあ。

アレックス君と彼のドルーグたちの悪しき振る舞いには、
英語にあまり慣れていない我々日本人にもヘキエキするはずです。
また、
乾先生がハヤカワ文庫の中で仰っていたとおり、
「悪文」です。
まともなイングランド人には読めないでしょう(ミック・ジャガーは本作のファンだったそうです・・・映画化される前から)。
バージェス先生は、
本作を書く前に、
妻を輪姦されてしまった挙句、
脳に病気を持ってしまって、
余命わずかだと診断されていて、
アル中状態でした。
あの悪文はそんな中から生まれたものなのでしょう。

本書で扱われていて、
映画ではあまり取りざたされていないことは、
「Study of human choice」、
「選択の問題」です。
いくら人が悪事をやらかすからといって、
人間の自由を奪ってしまっていいものか?ということは、
本書に限らず、
人類の普遍的課題でしょう。
本書はそれを真剣に考えています。

よく言われる「幻の最終章」のことですが・・・アレックスは、
かつてのドルーグたちが独立しているのを目の当たりにして、
本気で人生について、
真剣に考えるのです。
それはいい。
ですが・・・本書の課題である「Study of human choice」とは、
かけ離れてしまっています。
しかもおしまいが「O my brothers, remember sometimes thy little Alex that was」・・・唖然。
バージェスは、
なんでこんなつまらない、
余計なラストをつけてしまったのでしょうか。
アメリカ版が発行されるにあたり、
編集者がこの部分をカットした理由も、
なんとなくわかるなあ。
「What’s it going to be then, eh?」から「I was cured all right」までは完璧なのに。
A Clockwork Orange Revised (Paper Only)

その他の感想

浴室用に購入
通気性はよい
耐久性がかなり低い
デザインとは地味な裏方作業なのに、自分が目立ちたくてしょうがない人
面白かったがアマゾンの動画説明が最悪
癖がない、美味しい。
8Wと、思えない。
社会人枠でチャレンジする方にぴったり!
こころがほぐれます
これを湯に溶いて油を足すだけで塩ラーメンのスープに
かわいい
安っぽい青さ
XPERIA Z1(横置き)に最適です。
ドラムだけで飾るのもあり。可愛さに頼らない硬派なヴィネット。
付けているだけでは放電しません。
鉄道、絶景、地図そして旅、書名の魅力に惹かれました
ネプふらぐ?
なぜ勝てるのか、なぜ結果を出しているのかが分かる
Pioneer 留守番電話機
TMH-RM3205B
冗漫な感じはあるけれど
お祭りゲームながら抜群の完成度
繰り返し洗っても毛羽が立たないのがいい
ムートンブーツを購入しました
なかなかのもの。面白い。
廉価なこのBDを買うか、吹替の帝王を買うか悩ましいところ
8bitへの招待状
私のような素組み派には嬉しい品
戻る