鉄道、絶景、地図そして旅、書名の魅力に惹かれました
今尾恵介氏は、
多くの地図に関する著作がある地図研究家です。
今尾氏による古い鉄道地図に言及された書を読んだこともあり、
この「絶景鉄道」というタイトルは実に魅力的に感じましたし、
期待を持たせました。


2万5000分の1の地形図を使用し、
「鉄道旅行の『見どころ』「地形図の楽しみ方」を様々な沿線の絶景や鉄道の歴史、
風景を詳しく述べてあるので、
読書中に日本全国を旅してまわっている気分に浸れます。

廃線後などの雰囲気など、
地形図と文章だけではイメージがつかめないところには効果的に写真を盛り込み、
読者の理解を助けてくれました。


50ページにありますが、
「等高線で読み取る急勾配の路線」では、
JRにおける最急勾配の飯田線の40パミールよりも、
叡山電車の市原、
二ノ瀬あたりが50パミールなどの急勾配なのを知りました。
あまり登山電車というイメージはなかったのですが、
数字で示されると印象が変わります。

南海高野線の高野下以降は確かに50パミールが頻出するのは実感します。
52ページに2万5000分の1の地形図の「橋本」「高野山」が掲載してありますが、
地図の読みとり方の初心者には地形図からはなかなかその急勾配を知ることは難しいですね。


73ページの「V字谷の過酷な道程を進む鉄道」での黒部峡谷鉄道の「トロッコ電車」の絶壁はなかなかお目にかかれません。
次ページ掲載の等高線の幅の狭さが物語っています。
「線と線がくっつきそうな場所では等高線を1~2本省略することもあるほどだ。
」と記してありました。
地図研究家ならではのお話でした。

同様に「箱根」のスイッチバックなどは地形図から明確にその折り返しの状況が伺えます。


後半は、
地形図にまつわるエピソードから鉄道の路線図などの話に軸足が移っていました。
鉄道ファンにはある程度知られている話も多いわけですが、
歴史の経緯な地形も盛り込みながらの蘊蓄は読み飽きません。

203ページに書かれている「兵庫県は昭和38年の境界変更以来、
丹波、
但馬、
播磨、
摂津、
淡路、
そして備前と、
日本で最も多くの旧国に跨る県となった」という説明など、
歴史をたどる読み物としての魅力も存分に溢れていました。
絶景鉄道 地図の旅 (集英社新書)

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