清瀬氏ご自身による著作だが、できれば、主権回復直後に発表して欲しかった。

まず、
著作とは関係ないですが、
amazonさんに「差別的表現」と解される表現を使ってしまい、

1度は掲載されましたが、
文章訂正のために編集をしたところamazonさんに掲載不可のご処分をくらいました。

もう、
その該当表現を書きませんが、
私は日常生活で普段に日本において使っていた表現でしたので、

決して納得をしたわけではありません。
しかし、
会社のコンプライアンスと議論しても仕方がないと思いましたので、

該当表現は使いませんが、
その単語を使いたい時には、
別の表現方法を考えてレヴューしたいと思います。


さて、
マクラはここまで、
レヴュー本文に入ります。


私が東京裁判というものの内容を知ったきっかけは、

小林正樹監督の映画「東京裁判」を近所のレンタルDVDで見たことでした。

衝撃でした。
ひとりの日本人として、
その理不尽さに激しい怒りを覚えました。


それまでは、
学校で習った東京裁判なるものが、
戦後に行われた、
程度の知識しかなかったことを、

正直、
恥じ入りました。


これは、
私の解釈（学者じゃないので、
難しいことはわからないですが、
一日本人としての意識）ですが、

大東亜戦争が終わったのは、

天皇陛下ご自身による、
終戦の詔勅の発表や、
ポツダム宣言の受諾ではなく、

S,27年の「サンフランシスコ講和条約」の発効による、
日本の主権回復をもって終わりだと考えております。


つまり、
東京裁判が行われ、
連合国にA級戦犯の烙印を押されて、
絞首刑になった方々は、

東京裁判が行われていた時期は、
まだ、
戦争の総括という意味で、
体裁だけとは言え、
裁判上での、

大東亜戦争は継続していたと考えていますので、
ここで、
連合国による戦犯の烙印による絞首刑は、

当然「戦死」であると考えております。


清瀬一郎弁護士は、
東條元首相の弁護担当、
かつ、
弁護団の副団長として活躍されました。

連合国が、
裁判という形式で、
戦争をその首謀者として個人を裁くことは、
前例のないことでした。