1200ルーメンは2個合計、要防水処理

当然30Wはありません。

よくある安価10WタイプのＬＥＤチップ1個で600ルーメン程度の明るさです。
「ハロゲン30Ｗ相当の明るさ」なら納得、
多分翻訳間違い。

30Ｗあるなら商品写真にあるような模型用電線では発火してしまいますしＬＥＤに放熱板が無いのがおかしい。

・・・そもそも30Ｗで1200ルーメンなら熱変換が大きすぎてＬＥＤ焼けますよ・・・。


これは購入前から予想した通りでしたので
10Ｗタイプ商品として評価します。

2個セットでしたが分解しましたら中身が別種類で防水性に差がありました。

1個は対策済み商品でしょう。


＜光量と範囲＞
600ルーメン程度の光量を5度あるかないかの狭角で照射させています。
正にスポットライトです。
100m以上楽々光が届きます。

数メートル先の壁ならＬＥＤの形で光が飛んでいるのが確認出来、
レンズのピントも合っています。

照射90度位でしょうか、
リング状の発光帯が見られますが、
全体から見たらロスは少なく、

車載で重要なポイントになる照射光点の周りにムダな光（グレア）は出ていません。
よって車載しても対向車への問題はありません。

ヘッドライトとしては照射範囲が狭すぎますが、
スポットとしては非常に使いやすいです。


＜防水＞
ＩＰ67規格の隙間を縫った出来で、
車載するなら各自で防水処理は必須です。

車載したとして、
レンズ部分の防水は1個は不十分、
1個は合格。
コード付け根はどちらも合格かなあ位。

問題は本体外周後ろ側です。
コップの様に削り出しではなく後方もネジ留めで、
ここには2個共防水処理がされていませんでした。


本体後部は通常ＬＥＤの放熱板を置かなければならない部分です。

放熱板が無い本商品は、
使用による熱い空気を内圧維持の為、
本体後部外周から外へ逃がす仕様と思われます。

ＩＰ67規格の基準は発光状態では無い上、
繰り返し確認する検査でも無いのでこれでも規格を通るでしょうが、

実際に使用すると雨の中消灯すると内圧が下がり、
「水を吸い込む」可能性が高いです。