うん、これはいいかもしれない。

四国に単身赴任していたことがあります。

信心深いというわけではないのですが、

休日には遍路に出ていました。
ある札所に車を止めさせてもらって、
そこから歩いて２，３の札所を
まわってその日の最初の札所に戻る、
『車+歩き』遍路でした。


札所に向かう車の中では、
般若心経や観音経を読経しました。

寮の部屋で読経などしようものなら｢あぶない道｣に走ったのではとまわりが心配するし、
なにより一人
で運転するので、
眠くならないようにです。


これを一年ほど続けるうちに、
読経は『呼吸法』ではないか、
もしかしたらこれは、
カラダを内側
から『マッサージ』する方法ではないか、
と感じるようになりました。


あれから５年。
この本に出会いました。

母音の発声はチャクラを呼び覚ますバイブレーション

本に書かれているように、
チャクラに届いているかはわかりませんが、

『うー』と『おー』を低くしていくと、
振動は胸郭から下りて腹腔に響いていくのがわかります。

『あー』、
『えー』、
『いー』は胸郭では響きますが腹腔までは大きく伝わりません。

『あー』に高低をつけると　たしかに振動する部分が、
胸で上下するのがわかります。

なによりもはっきり感じるのは、
『んー』でした。

『んー』を高く発すると、
血の気が引くときの感触(?)で、
振動が頭蓋骨と皮膚の間を頭頂部に
向かって集まっていくのがわかります。


どの『音』も、
波がとおった後にはとてもいい感触がカラダに残ります。


瞑想やチャクラに興味のない方でも一度は体験してみてもいいですよ、
この感触は。