エリザベス１世とロバート ・ダドリーの物語

The Other Boleyn Girl, The Boleyn Inheritance, The Queen’s Foolの後読みました。
前作The Queen’s Foolでは主人公ハナの憧れの人だったロバートですが、
女王の夫となってイングランド王になる野望が空回りで、
あまりかっこいいとは言えず、
全然印象が違います。
ロバートにも、
その妻エイミーにも、
複雑な性格描写がされているエリザベスにも感情移入はできないのは、
これまで読んできたグレゴリーの３作とは違って３人称で書かれているせいもあるかも。
ロバートはエイミーと離婚してエリザベスと結婚できるのか、
そうはさせじとイングランドのために権謀術数をめぐらす宰相、
史実は知っているはずなのに、
最後まで飽きさせません。